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IOPベンケイハゼ物語 [魚図鑑TOPICS]

ある時、ふとしたことからベンケイハゼの棲家を発見しました。

この棲家は、穴の中にまたいくつもの穴があるという、かなり豪華な作りです。
入り口のホール、左右上下に各個室への入り口と、外から見ただけでも5LDK以上は確実です。
ただ、一人でここを占領しているわけではなく同居人(?)も多いようで、ルームシェアリングと経済観念も発達しているようです。

奴の棲家が向かって右の穴で、下がヒメセミエビ、最近上にウツボが間借りを始めたようです。
と思っていたのですが、実は、これ全てが奴の住処のようなのです。

初めの頃は右の穴に逃げ込むところを目撃しました。
しかし、今日は左の穴の中で奴を発見しました。

_081004_125427L.jpg

だいたい、こいつらは向こうを向いたこの態勢か、逆にこちらを向いた下の態勢のどちらかでこちらを窺っています。

_081004_125443L.jpg

今回も、穴の中で方向を変えこちらをジックリと窺っているようです。
と、そのときでした、

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黄金崎・土肥ガンガゼストーリー [魚図鑑TOPICS]

2008/9/13-14 黄金・土肥 3部作第三弾です。

今回は、どちらかと言うと嫌われ者にスポットを当てて見ました。
(他にあまり見る物がなかっただけです・・・)

ガンガゼと言えば、もちろん「ウニ」です。
普段は岩陰に集まってもじもじしているのですが、辺りが暗くなるとうじゃうじゃと出てきます。
近づくと、凶器を振り回して威嚇します。
初めのころは、なんていやな奴らだと毛嫌いしたものです。

でも色々調べてみると、まずは食用になります(食えるとは思わなかった)。
あの威嚇も条件反射で、ただ針を動かしているだけらしいです(伸びるのかと思っていました)。
で、他にも色々面白い(一部の人だけかも)ことが、

1.走ります。
_060505_084922.JPG
この写真は、セブ島のオスロブと言う泥地で撮ったものですが、傾斜の真ん中の何も無いところにガンガゼが集まっています。

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黄金崎イロケロ劇場 [魚図鑑TOPICS]

2008/9/13-14 黄金・土肥 3部作第二弾です。

今回の主役はイロケロ。
台風13号のうねりが強く入る黄金崎での奮闘記です。


STAGE1 発見

砂地に半分埋まる1本のロープに、代わる代わる人が寄っていきます。
中には、大きなカメラを構えた人も。どうやら目玉が居るようです。
P9132843.JPG
これか?
なんだ?こいつは???

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黄金崎ネジネジ劇場 [魚図鑑TOPICS]

西伊豆安良里黄金崎は、毎年ハゼ天国です。
特に9月以降は擦れまくって、人を全然怖がりません。
これまでにも、カメラを向けると踊りまくる個体もいました。
そんな風景をちょっと追って見ましょう。

お、居ましたよ、ネジリンボウ発見です。
距離は約1.5m。透明度が悪いので画質は今一ですがご了承を。
_080913_112013.jpg

あ、もう一つ、落ちはありません。悪しからず。

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食物連鎖とはいえ・・・ [魚図鑑TOPICS]

図鑑を充実させる為、撮ってきた写真から魚だけをトリミングします。

先日(8/17)の川奈の写真を加工中、こんな写真が・・・
isdi_isidai_080817_093851.jpg
確かに、僕らの目の前で岩を突っつき何かを獲っている様子でした。
その時は特に気にも留めず、「ああ、食事中か」程度でしたし、後で写真を見ても、何か獲ったんだな程度にしか感じていませんでした。

でも、写真を整理するためトリミングして調整していると・・・、

あれ、これ魚の形してないか?


お魚図鑑TOPICS Vol.17 タツノ〇〇〇編(東伊豆川奈) [魚図鑑TOPICS]

17回目は、”2008/06/7”の東伊豆川奈から、タツノ〇〇〇編。
(その日、気になった種類をピックアップ。名前を調べる過程やそれに決めた理由等、個人的に調べたもので、かなりご都合主義なので、必ずしもあっているとは限りません。悪しからず。)

久々、お魚ネタです。
なぜ今頃になって?
実は、ここしばらくお留守になっていた図鑑の整理を始めたところ・・・。

Photo1 クロガネイソギンチャク
_isgt_kurogane.jpg
透明度が悪く、あまり被写体が見つからないため、何気なく撮った一枚です。
問題は右端の赤丸の中、その時は全然分からなかったのですが、なにやら生き物のようなシルエットが・・・。

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お魚図鑑TOPICS Vol.16 ムチカラマツ類につく奴ら編(東伊豆IOP) [魚図鑑TOPICS]

伊豆でお魚図鑑新規参入(個人的な初写真)種は難しすぎます。
よって、その日、気になった種類をピックアップ。
名前を調べる過程やそれに決めた理由等、個人的に調べたもので、かなりご都合主義なので、必ずしもあっているとは限りません。悪しからず。
16回目は、”2008/06/14”の東伊豆IOPから、ムチカラマツ類につく奴ら編。
今回は甲殻類です。簡単に言えばエビとカニ。だいたいはムチカラマツにしがみついています。

Photo1 ビシャモンエビ 学:Miropandalus hardingi 漢:毘沙門蝦or海老

18883252008/6/14(土) IOPビーチ、クエ穴前で撮影。

水深は25m。クエ穴の先の崖の一番下、1本だけ生えた(?)ムチカラマツにペアで。
特徴は、「体は通常緑褐色または淡緑色(宿主の色により変異あり)。」こいつらは緑褐色です。ほとんどがこの色のような気がします。やはり伊豆の海は暗いからでしょうかね。
「頭胸甲から腹にかけ明黄色の帯状斑紋が数個。眼や胸脚、尾扇の周縁は明黄色。」この配色は、緑に明黄色のビラビラがでている宿主への擬態でしょうね。
「頭胸甲と腹節の背面にそれぞれ2大突起。」他の種類と区別する大きな点です。
「雌雄体系に差が大きく通常、雌が大。」この写真では、上に居るのが雌で、下が雄でしょうか?
初めは二匹居ると思わず、この写真は下の奴にピントが合っています。この後撮った写真は、上の奴を撮ってるんですよ。そういや、説明では2匹いるといっていたような・・・。

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