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2008/11/8(土) 奄美大島ダイビングVol.2 [ダイビング 九州]

2008/11/8(土) 奄美大島1日目2本目は、ピアテグリでビーチダイビングです。

ここは、龍郷湾の奥の方に入ったポイントです。
まず驚くのはそのエントリー口。

Photo1 え、ここから入るの?
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海に沿って道を走っていくと、ガードレールがちょっと切れたところがあります。
車はその先の少し広がった道脇に止め準備開始です。
で、その先はと言うと・・・

Photo2 本当にここでいいの?
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ガードレールの切れ目を覗くと、まずは階段。
その先にはコンクリのステージが見えます。
ここまで行くと、左にスロープがあり・・・、一応、砂浜???
本当にここから入るんですか?

前にも述べたように、今日は大雨の影響で泥々です。
ここは更に湾の奥ですから、普段からドロドロなのだそうですが、更に拍車がかかっているようです。
透明度は3m~。う~ん、外も暗くなってきたので一段と暗いイメージが・・・。

Photo3 サラサハゼ(-3m)
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初めに遭遇したのは、泥地に棲むペアのサラサハゼ君たちでした。
そういえば、倉崎でも最初は彼ら。ずっと以前のランカヤンでも桟橋下の超浅瀬に居ましたね。
ということは、こいつらはかなり浅いところがお好きなようです。
あ、セブでもアマモが生えている浅場に多かったですね。
ちょっと遠くから見ると地味な色に見えますが、近くで見ると赤が基調の模様です。
ここは泥地ですから、環境対応と言うこともあるのでしょう。
ハゼって、結構地味な色していても、鰭や何処かに綺麗な模様があるものが多いんですよね。

Photo4 ダンダラスズメダイyg(-5m)
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こいつについては、全くの予想外。
この環境ですから、スズメダイ系とかほとんど意識していませんでした。
突然目の前に現れたので咄嗟に撮ったのですが、その割にはまともに写ってましたね。
「え、スズメダイ?だよね。あぁ、別に居てもおかしくは無いんだよね。」って感じです。
こいつの配色を見ると、ここに居るのが当たり前と納得しちゃいました。

Photo5 ハシナガウバウオ(-10m)
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枝サンゴ地帯に入ってきました。
ここの枝サンゴは泥こそ被っていますがガレ場と言うわけではないようです。
隙間好きな魚たちがちらほら見かけられ、こいつもこういう環境では常連ですね。

Photo6 アカククリyg(-10m)
_081108_162648.jpg
大きな岩の下というか、サンゴの洞窟というか、とにかく穴です。
大きなアカククリの幼魚(言葉が変?)が1匹。
この位だと、まだ周囲のオレンジの線も際立って可愛いですね。
真横から撮ると、体の中央部はもう銀色に変っていますから、もう少しすればこのオレンジの線も消えてしまうのでしょう。
にしても、ちょっと離れるとまともに写りません!!
え~い、なんてひどい透明度・・・。

Photo7,8,9 ニシキテグリ(-10m前後)
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枝サンゴの間を覗きながら進みます。
情報によれば、ここには沢山のニシキテグリが居るそうで、簡単に見ることが出来るそうなのですが、人のいうことは必ずしも当てにはならないものです。
ここにも居ないし、ここにも・・・、あれ、今チラッと何か見えた気がします。
もしかしたら当たり?
サンゴの影からこちらを窺うように覗き込んでいるみたいです。
でも、これってかなり小さい。
もっと大きいのを想像していたので、今まで目に入らなかったのかもしれません。

_081108_163452.jpg
しばらく同じ場所で粘っていると、おや、出てきましたよ。
どうやら同じようなところでウロウロしているようです。
ライトを当てるとすぐに引っ込んでしまうので中々うまく撮れません。
かろうじて、ほぼ全身が見えるところまで出てきましたよ。

_081108_163506.jpg
またまた我慢比べです。
お、何か良い位置に来ましたね。
今度はライトの中心で動きが止まりました。シャッターチャンスです。
今を逃したらもう2度とは無いほどの好位置です。
体長3cm程と、まだ小さな個体ですが、おかげでバッチリ撮れました。

後で聞いたら、最近孵化したばかりの子供達が今沢山居ると言うことです。
そばで潜っていた他のグループからこんな声も聞こえてきました。
「ニシキテグリってこんなに沢山居るんだ」って。
でも、他ではこんな簡単に見られた記憶はありません。

Photo10 不明のハゼ(-25m)
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ここの水深25m程の所にアオハチハゼが居るとのことで確認に行ったのですが、降りれば降りるほど泥がひどく透明度が・・・。
とてもライト無しでは何も見えない状況です。
しかし、ライトを当てるとあっという間に引っ込むのがハゼですからね~。
何も撮らないのも悔しいので、とりあえずその辺に居たハゼを撮ってみたのですが、遠い・暗い・後ろから等悪条件だらけで何がなんだか・・・。

本日2本目は、目的達成度1/2。
ニシキテグリはちゃんと撮れたのですが、アオハチハゼは轟沈でした。
またいつかリベンジしなくっちゃ。
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keisuke

ニシキテグリがたくさんって・・・うらやましい。
by keisuke (2008-11-19 00:14) 

ryo

>keisukeさん

ご返事が遅れ申し訳ありません。
ここピアテグリは、ニシキテグリのためだけにあるポイントのようなもので、逆にほかのものはほとんど期待できません。
ニシキテグリを見たいときは是非!!
(「え、ここを潜るんですか」と驚くこと間違い無しです)
by ryo (2008-11-26 01:01) 

SAKANAKANE

ダンダラスズメダイの幼魚は、良いですね~。
ハシナガウバウオも、キレイに撮れていますね。
アカククリの若魚も、このステージは見たコト無いかも知れませんね。
そして、何と言っても、ニシキテグリ!まだ見ていないんですが、奄美に狙えるポイントが有るのは知りませんでした。
やはり奄美、行きたいなぁ~。
by SAKANAKANE (2008-11-28 03:06) 

risingmoon

ワクワクしちゃう場所ですね~( ̄ー+ ̄)
大好きですこういうとこ♪
浅いトコにスズメダイのお子様が多いというのありますが^^
ニシキテグリのちっちゃいの超カワイイですね~~~♡
大きな♂もかっちょいいですがロリはやっぱりアイドルですね^^

by risingmoon (2008-11-28 22:44) 

ryo

>SAKANAKANEさん

石垣やセブでも一応見たことはあるのですが、もっと全然透明度が良く、きっと向こうから人が丸見えなのでしょうね。めったに写真に納まってくれませんでした。
奄美のピアテグリと言ったら透明度はいつも悪く、もうほとんどこいつを見るためだけのポイントですね。
この先ドロップオフ下まで降りると泥底地帯でハゼがいるようなのですが、今回は条件が悪すぎ・・・、明かりもまともに届かない状態でした。
このせいもあるのですが、最近、被写体にハゼ類が多くなっているので、赤いライトを研究中です。下敷きの赤は濃すぎたので、今アクリル板を試していますが、結構いいかもです。
by ryo (2008-11-29 21:48) 

ryo

>risingmoonさん

チラッと見たカメラ(D90)についているターゲットライトに、赤フィルターが付いているのではないですか?
さすがだなと思っちゃいました。
確かに浅いところはスズメダイも多いんですよね。セブのとあるポイントで、水深10mほどの砂泥底にエダサンゴの低い林が有り、ここは珍しいスズメダイの宝庫だった記憶があります。実は来年のセブでは泥々マニアックポイントが1日予定されているんです。
ニシキテグリは大きいのも居たそうなのですが、僕はこいつにかかりきっていました。
by ryo (2008-11-29 21:56) 

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