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2008/11/9(日) 奄美大島ダイビングVol.3 [ダイビング 九州]

2008/11/9(日) 奄美大島2日目1本目は、ハナゴイPでボートダイビングです。

実は、昨日の1本目はボートが予定されていたのですが、人数が多いと言うので急遽ビーチに。
その分、今日は3ボートが予定されています。
おかげで他のお客はまるで居らず、大きなボートが貸しきり状態です。

天気の方は北東風に小雨交じり(すぐに止みました)と昨日に比べやや不調です。
波があるため湾外には出られそうに無く、湾内のポイントとなりました。
透明度の回復を期待したのですが・・・。
やはり、そんなに簡単には回復しないようで、今日も5m~、マクロ日和ですね。

Photo1,2,3 アカメハゼ(-10m)
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やっぱりマクロからのスタートとなりました。
それにしてもこいつ小さいですね。
いつもは泳いでいることが多いのですが、こいつは同じサンゴの上を移動しまくっています。
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セクシーポーズを取ったかと思えば、またまたポーズを変え、サービス精神旺盛です。
っていうか、単に逃げ回っているだけだとは思いますが・・・。

Photo2 コブシメ(-10m)
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いきなり予定外のワイドです。
いや、ワイドと言うか大きくて引かなきゃ全体が入らない奴です。
沖縄で見るコブシメは全体にノッペラーとした印象が強いのですが、奄美で会うと大体ブツブツで周囲を青く光らせています。
まあこれは威嚇行動なのでしょうからたまたまだとは思います。
確かに、以前はナイトで、今回はこの透明度ですから相対距離が近いのが原因かと。
コブシメの体の赤い部分が光が届いた部分ですね、やっぱり遠くはまともに写りませんよ。

Photo3 オウゴンニジギンポ(-10m)
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遠くは写らないと分かっているのに性懲りも無く撮りに行きます。
ついでに言えば別に珍しいと言うほどの奴でもないんですよね。
良く泳ぐので写しにくく、あまりいい写真が撮れないので、見るとつい撮っておきたくなっちゃうんです。
似たような配色でイナセギンポというのが居るので、この配色には反応しちゃうんですよね~。
結局今回もたいした写真は撮れませんでした。

Photo4 ナミスズメダイ(-10m)
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スズメダイだけでは無いのですが、幼魚と成魚は結構形や配色が違います。
特にスズメダイ系は、幼魚の配色がカラフルで丸っこく、可愛らしいのが多いのではと思います。
こいつも例に漏れず、青い体に黄色い鰭が綺麗です。
ちょっと大きくなって、鰭に黒が入ったくらいも配色的には好きですが、これ以上大きくなると・・・。

Photo5 カクレクマノミ(-10m)
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センジュイソギンチャクにはカクレクマノミの一家が棲み付いています。
カクレクマノミと言うと、もう少し小さめのものを想像するのですが、今回は皆体格のいい奴らでした。
全体に言えることですが、成長し過ぎると角ばってかわいげが減少しますよね。(自分のことは棚に上がっています)
逆にもっと思い切りでかくなると、違う意味で興味を持てることもありますが・・・。

Photo6 ハナビラウツボ(-10m)
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ウツボの中でも比較的綺麗な印象がある奴です。
どこがと言われると、白い斑点模様と真っ白な口の中がチャームポイントではないでしょうか。
大きく口を開けて貰いたかったのですが、恥ずかしがってか、嫌がらせか、まるで口をあけてくれません。
折角チャームポイントを強調したかったんですけどね。
おちょぼ口で終わっちゃいました。
おちょぼ口のウツボじゃ洒落にもなりません。

Photo7 セジロクマノミ(-10m)
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丘(ハタゴイソギンチャク)の上に悠然と立つ白い鬣の勇者?
ちょっとライオンキングか何かを連想しちゃいました。
クマノミの中では精悍な感じがして、僕の中ではポイントが高い奴です。
とは言っても、クマノミはクマノミなんですけどね・・・。(何が言いたいんだ???)

Photo8 クマノミ(-10m)
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本家クマノミです。
ミツボシクロスズメダイも定番セットで揃っています。
にしてもこいつ、黒くて大きい。
今回見たクマノミ類の中でも一番の大物でした。

Photo9 マナベベラyg(-10m)
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ここからはしばらく枝サンゴ地帯が続きます。
当然、こういった形状のサンゴの間は小魚達の絶好の隠れ家です。
が、こんなところでも何故かマイナーネタに走っちゃうんですよね。
黒地に白線の地味なベラです。
ベラの場合はスズメダイと逆に、幼魚より成魚の方がカラフルだったり派手なものが多い気がします。
こいつも大きくなると青地に黄斑点なんていう外観を持ったりするようです。
普通種と言う割には、成魚はあまりまともに撮ったことがないんですよ。
図鑑で見る限りかなりのたらこ唇で、特徴ありますよね。

Photo10 ノドグロベラyg(-10m)
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こいつも幼魚はちょくちょく見るのですが、成魚はお目にかかっていません。
図鑑で見る限り、見つければ絶対撮っていそうな柄なんですけどね~。
ほとんど見た覚えが無いって言うのは不思議ですね。前述と同じく普通種なのに何故でしょうか??

Photo11 ゴマハギyg(-10m)
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こいつも普通種です。
前述の2つと違い、成魚も普通に見かけます。
この幼魚については目が特徴的ですよね。飛び出しているような感覚が気に入っちゃいました。
やっぱり幼魚は不思議と愛嬌が感じられます。

Photo12 パラオハマサンゴ?
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ちょっと変った形ですよね。
枝状というか、ニョキニョキと生えている様な状態なのですが、途中に傘がついています。
これが大きな塊になってそびえているんですが、名前がハッキリ分かりません。
パラオハマサンゴ辺りに似たような写真があり、地域的にも紹介されているのでこれではないかと・・・。

Photo13 マルスズメダイ(-10m)
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今回はあまり話題に上らないスズメダイですが、実はそれなりには撮っていたんです。
しかし、いかんせん遠い・・・。
折角奄美に来たので、可愛いアマミスズメダイの幼魚も撮ることは撮ったんですが没になりました。
ここに載っている写真から考えると、後の写真の出来が予想できると思います・・・orz
え、クマノミってスズメダイじゃないかって?
それはちょっと別扱いと言うことで。(ご都合主義です)

Photo14 クロヘリイトヒキベラ(-10m)
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ごく普通に見られる奴です。
伊豆ではイトヒキベラがこれと同じ位置にいると思います。
この系統、見過ごされることが多いと思いますが、僕は結構好きなんです。
よ~く見ると、オシャレさんが多いんですよ。
動き回るのでちょっと難しいのですが、数が多いので狙いやすいのも良いのかもしれません。
バッチリ撮れるとうれしくなりますね。(別にこいつだけではないんですけどね)

Photo15 ハナゴイ(-10m)
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このポイントの名前になっている魚です。
通常群れを作り、見ごたえがあるのですが、今回は時期の問題か、透明度の問題か、数匹集まっている程度でした。
少し離れると赤が薄まり青い魚に見えますが、この写真で分かるように実際はピンクに近い紫色で非常に綺麗です。
南の方ではこの親戚のパープルビューティーも綺麗ですよね。

Photo16 シチセンムスメベラ(-10m)
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突然ベラに飛びました。
普通にはなじみの薄い地味な奴ですが、綺麗に撮れたんで載せたかったんですよね(^_^)v
ただの自己満足です。
こいつは雌でしょう。雄だともう少しはカラフルです。

Photo17 ヨコシマクロダイyg(-10m)
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こいつもうまく写っていたのでツイ・・・。
伊豆でも比較的よく目にします。(季節来遊ですけど)
大きくなるとかなり厳つい面構えになるんです。
頭部の全面辺りにその兆候は現れていますが、この大きさだと可愛いですよね。

Photo18 セジロノドグロベラyg(-8m)
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もっと小さな幼魚は、ノドグロベラと同様にヒラヒラつかみどころの無い動きをします。
このくらいになると背面の白い部分がだいぶ少なくなって来ますね。
ノドグロベラと親戚の割には、こいつはこのまま大きくなって地味な配色になるようです。
その地味さも手伝ってか、成魚の記憶は皆無です。
図鑑で見る限り、シックな色調と言えなくもないのですが、まずほとんど見向きされない気がします。
でも、一度は撮りたいです。

終始10m程の水深を動き回りました。
残念なことに、深場でも泥が舞い透明度は回復することはありませんでした。
これだけ見えない奄美は想像だにしませんでしたね。
この後予定した”大仏サンゴ”のポイントは、深場に行くほど更にひどい状態のようです。
ということで、2本目はもっと湾の内側”山本スペシャル”へ行きます。
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SAKANAKANE

アカメハゼは、ホントにカワイイですね。それにしても小さい!
コブシメ、カミナリイカの可能性は無いですか?
イナセギンポを見たいんですが、いつもオウゴンニジギンポですよね。(笑)
セジロクマノミは、私の中ではひょうきんキャラです。
マルスズメダイの写真、ヒレナガの幼魚はスルーですか?
ベラ好きなので、セジロノドグロベラの成魚も見ています。マナベやノドグロの成魚(♂)は、珍しいと思います。
by SAKANAKANE (2008-11-28 03:26) 

risingmoon

アカメハゼ大好きです^^ せくしぃ~ポーズいいですね~( ̄ー ̄)
マルちゃん(*´д`*)ハァハァ 枝毛フェチとしてははずせないスズメダイです。そしてSAKANAKANEさんも指摘しているようにヒレナガはスルーなんですね(笑) どっちかっていうとヒレナガ幼魚撮る方の方が多いのにryoさんも枝毛フェチ会員ですか?(笑)
ノドグロベラもヨコシマクロダイの幼魚もシックで大好きです^^

by risingmoon (2008-11-28 22:09) 

ryo

>SAKANAKANEさん

このアカメハゼ、今迄撮ったのでは一番小さいと思います。表情が可愛いです。
そう、イナセギンポ。まだ数回しか見ていません。この配色はいつも気にしているのですが、ほとんどがオウゴンで、「またか・・・」が多いです。
マナベベラの成魚は数回見ているのですがノドグロベラ系は無いんですよね。ちょっと悔しいです。
ヒレナガの幼魚。実は初めの頃は奇抜な配色で見るたびに撮っていたので、最近は居てもスルーになっちゃいました。どんどん地味系に走っています。
by ryo (2008-11-29 22:03) 

ryo

>risingmoonさん

アカメハゼ君、中々愛嬌を振りまいてくれました。これだけ逃げない(?)で付き合ってくれるとは・・・。
マルちゃんやヒレグロ、アンボン、ダスキー等々地味系なのに、良く見るとそれなりに味があって・・・。というか、地味なのであまりまともに写っている写真が無いのが問題で、ちゃんと撮りたくなっちゃうんです。
by ryo (2008-11-29 22:08) 

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