SSブログ

お魚図鑑TOPICS Vol.15 ヌノサラシ科編(東伊豆IOP) [魚図鑑TOPICS]

伊豆でお魚図鑑新規参入(個人的な初写真)種は難しすぎます。
よって、その日、気になった種類をピックアップ。
名前を調べる過程やそれに決めた理由等、個人的に調べたもので、かなりご都合主義なので、必ずしもあっているとは限りません。悪しからず。
14回目は、”2008/06/14”の東伊豆IOPから、ヌノサラシ科編。
ハタ科のようにちょっと綺麗な色形なのに、メギス科のように岩陰や洞窟が好きな中途半端な奴ら?

Photo1 ルリハタ 学:Aulacocephalus temmincki
 漢:瑠璃羽太 英:Emerald bass/Goldribbon soapfish
1888324
2008/6/14(土) IOPビーチ、クエ穴前で撮影。

水深は15~20m。青い体に黄色い縦帯が鮮やかで綺麗。かなりお気に入りの奴です。普段は洞窟の中に居て、すぐに奥に引っ込んじゃって、中々写真を撮らせてくれません。透明度が悪く暗い海では、時々外を泳いでいるのに遭遇します。今回は食事でもしていたのでしょうか、活発に動き回ってはいましたが、あまり逃げませんでした。ラッキーです。    
2番目は”キハッソク”[Photo2]。相模湾以南の分布となっていますが、幼魚は表層性らしく見たことは無く、成魚は深所性。う~ん、伊豆では全然見たことがありません。沖縄ではたまに見ますが、さ~っと通り過ぎていくのでうまく撮れませんね。「体地色が黄色で、眼と体中央付近に暗藍色横帯。」と目立つので見つかるんですけど、もっと地味な色だったら、通り過ぎたのも分からないかもしれませんね。ちゃんと撮れたら綺麗だと思います。 Photo2 キハッソク
Diploprion bifasciatum
nuno_kihassoku_061130_172043kj.jpg
3番目は”ヌノサラシ”[Photo3]。この科の代表です。上の二つと違い、どちらかと言うと地味系の迷彩色。これも分布は相模湾以南になってますね。もちろん、伊豆では見たことありません(いばるな!)。特徴は「幼魚は淡黄色の3縦走帯、背鰭の棘部が橙赤色。成長に伴い体の縦走帯が増え、背鰭棘部の赤色は消失。」となっており、これは完全な成魚ですね。今までに、赤点が残っているものも数匹見ていますが、本当に小さいのは見たことがありません。崖の下の方など暗めのところが好きなようです。 Photo3 ヌノサラシ
Grammistes sexlineatus
nuno_nunosarasi_051112_135301ji.jpg
最後は”ヤミスズキ”[Photo4]。って、これは何?ですよね。青い背鰭やその後方の黄色い点、ちょっと吻の尖った形といい、見た瞬間これだと思ったんですよね。でも、あっという間に岩の隙間へ。無理やり隙間の中を撮ったら尻尾だけが写りました。この尻尾で間違いないと思います。僕は信じています。それ以来、全然見かけないんですよね。 Photo4 ヤミスズキ
Belonoperca chabanaudi
nuno_yamisuzuki_030813b145912.jpg

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。