2011/8/12-17 レンベへの旅3日目3(ダイビング7本目) [ダイビング インドネシアレンベ]
2011/8/12-17は、インドネシアのレンベ。マクロ三昧ダイビング12部作予定。あれ、13部作?
3日目(8/14土) ダイビング7本目 KAREKO BATU(水温27℃,Max21m,63分)
女性2人組は明日移動なので、ここからは6人。
今度のポイントは黒っぽい砂地。ってずっとそうじゃん。
ところで、大型のタツノオトシゴ系統は今までほとんどオオウミウマとしてきたが、この辺でもう少し詳しく見極める必要があるようだ。
このポイントで、同じような場所に似たようなのがいたのだが、はたして・・・。
まず、こいつは”タカクラタツ”ではないか。冠状突起が低く、顎の下と眼の上の棘が後ろへ伸び、背中に沿って3黒点がある。
そういえば、顔つきも何となく竜っぽい?(どんなのが竜っぽいんだ?)
次にこいつは”オオウミウマ”にしてみた。冠状突起が高いし、吻も気持ち太くてしっかりしている(と思う)。
後のクロウミウマとの区別が尾輪数の差(本種39-41,クロウミウマ34-38)くらいしかないらしいので、この辺は感覚で・・・。
最後はこいつを”クロウミウマ”にしてみた。理由を問われると困るのだが、黒いから?体に散在する黒色小斑点も他の写真には無いし・・・。
いずれにしても水中で見分けるのは難しそうだ。何かどんどん深みにはまっていくような・・・。
元祖ツッパリ君ツマジロオコゼ”Ablabys macracanthus”と思ったのだが、実はインドネシアに”Ablabys macracanthus”というそっくりさんが居る。現地ではスパイニーリーフフィッシュ(スパイニーワスプフィッシュ)と呼ばれているのだが、ネットを調べても明確な違いが判らない。
元来、ツマジロという名前は、端が白いということで、頭部の眼の前から背鰭にかけ白い部分があることが由来。しかし、ツマジロオコゼと呼ばれている種が必ずしも白いわけではない。
色々写真を見比べて、気が付いたのは、こいつの方が背鰭を前まで倒しているせいか上端のカーブが少なく、背鰭第1棘が分離しにくい。口と背鰭起点の間も短いように見える。また、尾鰭後端の縁に白い部分が多く見られ、まだ若い個体だと想像できる。大きさは10cm強だったので、より大きくなる”Ablabys macracanthus”の若魚と考える方がよさそうだ。レンベではこちらの方が主流らしいので、今回は”スパイニーリーフフィッシュ Ablabys macracanthus”としてみた。
シャイな”ミジンベニハゼ”。伊豆では結構堂々と出て来るが、こちらでは警戒心が強い。
伊豆であまりにも普通に見られるので、以前は南方ではいない(または近似の別種がいる)のかと思っていたが、セブでもここでもあっさり見られた。そんなに移動できるとは思えないんだけどね。
”コロダイ”のyg。こいつも伊豆であまりに普通に見ていたので、こんな南方ではもっと熱帯適応種になっていると思った。回遊するとは思えないし、実際は微妙に違っていたりしないのかな?
”カエルアンコウ”の小さいやつ(3cm位)だと思うが、こうして良く見ると体全体に短い毛が生えているように見える。
これが、ヘアリーの原型なのか?
”カミソリウオ”のペア。ただでさえ他に見ものが多く、今回は地味でほとんど話題に上らない。
とはいえ、こうしてみてみるとかなり立派。今回に限ればニシキフウライよりこっちの方が撮影意欲が湧いたな。
今回、ギンガハゼ系はことごとくこいつ”ムラサメハゼ”。
地域による縄張りがあるのか?
これも”The カエルアンコウ”のように見えるが・・・。
顔を通る線は”ハチマキダテハゼ”。南方の砂地ではかなり浅いところで極普通に見られる種。
今までは白と茶色の地味な奴だと思っていたが、今回、写真を見てみると、鰭や頭部に青い色が入りそれなりにきれい。カメラとレンズの威力か、それともちょっと色気づいているのかな?
”イヤミ”だ。で、わかる人はかなりの年だね。”オドリカクレエビ”。
こいつのように、白い部分が多いのが雌。
”ヒトスジタマガシラ”の成魚。
シックな色合いで魅力的に見えるのは、やはりカメラ(レンズ)のおかげかな?
ハナシャコより2回りほど小さい”マルハナシャコ”。こいつについては、以前西伊豆の土肥で一度見かけている。
ハナシャコ系は度胸が良いのか、比較的全身を出して散歩しているのを見かける。
”シマヒメヤマノカミ”のyg。また撮っちゃったよ。つい、また別の種類じゃないかと思って撮るんだよね。
小さいのは肉眼じゃ判別しにくいから・・・。(そこ、小声で何か突っ込んだか?)
写真からは”トゲダルマガレイ”ではないかと判断したが・・・。
マクロレンズで全体を撮る被写体じゃないな。
”キツネウオyg”。この大きさだと青色が鮮やか!!
黄色い線が頭部の上で繋がっていると、パラダイスウィップテールという稀種なのだが、こいつも十分撮り応えはある。
”マダライロウミウシ”はリスベキア属だが、この属のウミウシは連結好き?
ちょっと読んだところでは、雌雄に関係なくこうなるらしい。ちなみに、よく似ているヒョウモンウミウシ(青点が中空模様)は別属で、繋がっているのを見たことはない。
もっとたくさんいると思っていたが、たまにしか会わない。”アマノガワテンジクダイ”。
前にも書いたが、群れている(連続して流れている)ところが撮りたかった。あれ、でも確か他の人は撮っていたような・・・。目がマクロになっている弊害だね。
カワハギ系も似たやつが多い。こいつは”トゲカワハギ”だろう。
初めはフチドリカワハギ、次に昨日見たコクテンハギなど、似ているがちょっと違う。普通にアミメハギなんかにも似ているし、微妙。
ギンガハゼ系ではなく”フタホシタカノハハゼ”。
眼の下後方にある2つの黒点が目印。
他に、キスジキュウセン,ゴシキキュウセン,キンセンイシモチなど。
ここでボートは終了。今日も盛りだくさん、満足満足。
3日目(8/14土) ダイビング7本目 KAREKO BATU(水温27℃,Max21m,63分)
女性2人組は明日移動なので、ここからは6人。
今度のポイントは黒っぽい砂地。ってずっとそうじゃん。
ところで、大型のタツノオトシゴ系統は今までほとんどオオウミウマとしてきたが、この辺でもう少し詳しく見極める必要があるようだ。
このポイントで、同じような場所に似たようなのがいたのだが、はたして・・・。
まず、こいつは”タカクラタツ”ではないか。冠状突起が低く、顎の下と眼の上の棘が後ろへ伸び、背中に沿って3黒点がある。
そういえば、顔つきも何となく竜っぽい?(どんなのが竜っぽいんだ?)
次にこいつは”オオウミウマ”にしてみた。冠状突起が高いし、吻も気持ち太くてしっかりしている(と思う)。
後のクロウミウマとの区別が尾輪数の差(本種39-41,クロウミウマ34-38)くらいしかないらしいので、この辺は感覚で・・・。
最後はこいつを”クロウミウマ”にしてみた。理由を問われると困るのだが、黒いから?体に散在する黒色小斑点も他の写真には無いし・・・。
いずれにしても水中で見分けるのは難しそうだ。何かどんどん深みにはまっていくような・・・。
元祖ツッパリ君ツマジロオコゼ”Ablabys macracanthus”と思ったのだが、実はインドネシアに”Ablabys macracanthus”というそっくりさんが居る。現地ではスパイニーリーフフィッシュ(スパイニーワスプフィッシュ)と呼ばれているのだが、ネットを調べても明確な違いが判らない。
元来、ツマジロという名前は、端が白いということで、頭部の眼の前から背鰭にかけ白い部分があることが由来。しかし、ツマジロオコゼと呼ばれている種が必ずしも白いわけではない。
色々写真を見比べて、気が付いたのは、こいつの方が背鰭を前まで倒しているせいか上端のカーブが少なく、背鰭第1棘が分離しにくい。口と背鰭起点の間も短いように見える。また、尾鰭後端の縁に白い部分が多く見られ、まだ若い個体だと想像できる。大きさは10cm強だったので、より大きくなる”Ablabys macracanthus”の若魚と考える方がよさそうだ。レンベではこちらの方が主流らしいので、今回は”スパイニーリーフフィッシュ Ablabys macracanthus”としてみた。
シャイな”ミジンベニハゼ”。伊豆では結構堂々と出て来るが、こちらでは警戒心が強い。
伊豆であまりにも普通に見られるので、以前は南方ではいない(または近似の別種がいる)のかと思っていたが、セブでもここでもあっさり見られた。そんなに移動できるとは思えないんだけどね。
”コロダイ”のyg。こいつも伊豆であまりに普通に見ていたので、こんな南方ではもっと熱帯適応種になっていると思った。回遊するとは思えないし、実際は微妙に違っていたりしないのかな?
”カエルアンコウ”の小さいやつ(3cm位)だと思うが、こうして良く見ると体全体に短い毛が生えているように見える。
これが、ヘアリーの原型なのか?
”カミソリウオ”のペア。ただでさえ他に見ものが多く、今回は地味でほとんど話題に上らない。
とはいえ、こうしてみてみるとかなり立派。今回に限ればニシキフウライよりこっちの方が撮影意欲が湧いたな。
今回、ギンガハゼ系はことごとくこいつ”ムラサメハゼ”。
地域による縄張りがあるのか?
これも”The カエルアンコウ”のように見えるが・・・。
顔を通る線は”ハチマキダテハゼ”。南方の砂地ではかなり浅いところで極普通に見られる種。
今までは白と茶色の地味な奴だと思っていたが、今回、写真を見てみると、鰭や頭部に青い色が入りそれなりにきれい。カメラとレンズの威力か、それともちょっと色気づいているのかな?
”イヤミ”だ。で、わかる人はかなりの年だね。”オドリカクレエビ”。
こいつのように、白い部分が多いのが雌。
”ヒトスジタマガシラ”の成魚。
シックな色合いで魅力的に見えるのは、やはりカメラ(レンズ)のおかげかな?
ハナシャコより2回りほど小さい”マルハナシャコ”。こいつについては、以前西伊豆の土肥で一度見かけている。
ハナシャコ系は度胸が良いのか、比較的全身を出して散歩しているのを見かける。
”シマヒメヤマノカミ”のyg。また撮っちゃったよ。つい、また別の種類じゃないかと思って撮るんだよね。
小さいのは肉眼じゃ判別しにくいから・・・。(そこ、小声で何か突っ込んだか?)
写真からは”トゲダルマガレイ”ではないかと判断したが・・・。
マクロレンズで全体を撮る被写体じゃないな。
”キツネウオyg”。この大きさだと青色が鮮やか!!
黄色い線が頭部の上で繋がっていると、パラダイスウィップテールという稀種なのだが、こいつも十分撮り応えはある。
”マダライロウミウシ”はリスベキア属だが、この属のウミウシは連結好き?
ちょっと読んだところでは、雌雄に関係なくこうなるらしい。ちなみに、よく似ているヒョウモンウミウシ(青点が中空模様)は別属で、繋がっているのを見たことはない。
もっとたくさんいると思っていたが、たまにしか会わない。”アマノガワテンジクダイ”。
前にも書いたが、群れている(連続して流れている)ところが撮りたかった。あれ、でも確か他の人は撮っていたような・・・。目がマクロになっている弊害だね。
カワハギ系も似たやつが多い。こいつは”トゲカワハギ”だろう。
初めはフチドリカワハギ、次に昨日見たコクテンハギなど、似ているがちょっと違う。普通にアミメハギなんかにも似ているし、微妙。
ギンガハゼ系ではなく”フタホシタカノハハゼ”。
眼の下後方にある2つの黒点が目印。
他に、キスジキュウセン,ゴシキキュウセン,キンセンイシモチなど。
ここでボートは終了。今日も盛りだくさん、満足満足。
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