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2008/11/1(土) 海洋公園ダイビングVol.2 [ダイビング 東伊豆]

2008/11/1(土)、海洋公園ダイビング2本目です。

一時吹いていた強めの北東風も治まり、波もそれほど大きくならずに済んだようです。
2本目は砂地へミニイロケロ(5mm?)が居ると言うのでそちらから行って見る事に。
(結果は撃沈、5mmは無理!!)

さて、最初の写真はどうしましょうか?
やはりこいつがインパクトありそうですよね。

Photo1 気持ちよさそ~な”タカノハダイ”(-15m)
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たまたま遭遇したのですが、ちょうど岩に手をかけたような形でクリーニング中でした。
鰓全開で、本当に気持ちよさそ~!!
「きんもちいい~~~!!」という声が聞こえてきそうです。

Photo2 キンギョハナダイ(-12m)
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最近IOPでは、1.5根のキンギョハナダイの群にナガハナダイが混じっていると言う情報がありました。
1根の先にスジハナダイのygが居ると言うのもあったのですが、どちらも見つけられずじまいでした。
ナガハナダイの雌はキンギョ似らしいので、はぐれキンギョがいるとつい目が行ってしまい、その結果、こんな写真を撮っちゃいました。
後でちゃんと確認すると、どうやらナガハナダイの雌の腹鰭は透き通った青のようです。
う~ん、これは間違いなくキンギョですね。

Photo3 オニカサゴ(-12m)
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キンギョを撮っていた駆け上がりの途中の岩の隙間にこいつも居ました。
最近は超普通種なのでほとんどとることもないやつですが、こういうところで撮ると、ちょっと良い感じですよね。

Photo4 ヒラマサ(-20m)
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砂地をユックリと流していました。
初めはツムブリかとも思いましたが、背面がやや青緑色がかっているので、どうやらヒラマサのようです。
この大きさだと、餌は何になるんでしょう?
後でマアジの群が出て来るのですが、さすがにあの大きさを食べるのは無理だと思います・・・。
やっぱり、キビナゴかな。

Photo5 テンスモドキ(-25m)
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砂地のロープ脇をフラフラしていました。
初めはマダイか何かかと思ったのですが、形がちょっと違うので撮ってみました。
久し振りに見た気がします。調べると2003年に一度、安良里で見たことがありました。
マイナーなのであまり相手にされないんですね。

Photo6 カスザメ(-20~25m)
_081101_122903.jpg
イロケロを探していたのですが、例の5mmの奴は目に入りませんでした。
ふと見ると、2人のダイバーがカスザメの前で写真を撮っていました。
彼らが目の前に寄っていった為、カス君は逃げ出しちゃいましたね。
で、ちょうど良かったので僕がご相伴に預かりました。超どアップにも応えてくれましたよ。

Photo7 マアジ(-20m)
_081101_122919.jpg
実は、このカスザメを撮っていた真上にこいつらが居ました。
Junichiがこの2人の真後ろに居たので、てっきりカス君を見ているものだと思っていたら、どうやら影になって見えていなかったようです。
マアジの群を見て、すぐにまたイロケロ探しに行っちゃいました。
カス君は逆の方に行っちゃいましたからね・・・。
ところで、こいつらがさっき話題になったマアジの群です。
写真は確かに近かったのですが、見事に成長して大アジになっていました。
これじゃ普通の魚が襲って食べるには大きすぎますね。

Photo8 ホオジロゴマウミヘビ(-22m)
_081101_123617.jpg
砂地からニョキッと頭を出していたのはホオジロ君です。
ホホジロとホオジロとどちらが正解なのか分かりませんが、どっちでも良いんじゃないかな?
引っ込むのが早い奴ですが、それなりに近寄らせてくれました。

Photo9 ヒメユリハゼ(-22m)
_081101_123903.jpg
ポストの辺りにたむろしている一群です。
送り出し辺りでウロウロしている群に比べると動く範囲が狭いので、寄って行ってもそれほど逃げません。
おかげで、少しはまともに撮れたのですが、やはり鰭を開いた瞬間はうまく撮れていませんでした。
もっと粘りが必要なようです。

Photo10 ムレハタタテダイ(-25m)
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沖の漁礁のところに、1匹だけ泳いでいました。
本当にムレ?と疑いたくなっっちゃいますが、顔つきや鰭の特徴はムレですね。
要するに、群れがいないムレハタタテダイです。
ここではちょっと水深が深すぎるのではないでしょうか?
お隣の富戸辺りから流れて来ちゃったんでしょうかね???

Photo11 モンツキハギyg(-22m)
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以前からポストの足元の岩の辺りでウロウロしている奴です。
こんな狭いところに定着しているんですね。ここなら漁礁の方が良い気がしますが・・・。
自分が黄色で目立つので、赤いポストが気に入っているんでしょうか?
かなり大きくなるまでは黄色のままですから、このままじゃかなり目立つようになっちゃいますよね。
まあ、それ以前に水温が下がっちゃうので・・・。

Photo12 イレズミハゼ属の一種2(-15m)
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以前調べたときはベンケイハゼ(Priolepis)属となっていたように思うのですが、イレズミハゼ属になっていますね。変更しておかなくっちゃ。
背鰭の黒点があり、尾鰭の黒点が無いバージョンです。
コクテンベンケイハゼとベンケイハゼの中間のような奴ですね。
ただ、ベンケイハゼの未成魚という説もあるようで、確かにこいつも小さめでした。

Photo13 ソラスズメダイ(-10m)
_081101_125656.jpg
駆け上がりを上がった辺りで岩の上に顔を出すと、ちょっと不思議な雰囲気の世界が見えました。
この写真の距離ですから非常に近い位置にいるのですが、全然逃げようとする気配が見えません。
決して珍しい奴らではないのですが、これほど近くでお互いに意識しない出会いというのも珍しい気がします。
不思議な感じの写真になっているのではと思います。

Photo14 キビナゴ(-7m)
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こいつら、今日は回遊しているようです。
狙っている奴らは沢山いると思います。
マアジやワラサ、ダツなんかが代表ではないでしょうか。
やや大きくなったので、逃げ切れると信じているのかもしれませんね?
とは言っても、写真に撮るにはまだまだ小さいです。

Photo15 サザナミヤッコyg(-5m)
_081101_130206.jpg
タテキンの幼魚に似ていますが、白い線が円にならず”C”の字になっています。
幼魚を見るのは初めてのような気がします。どうやら近くにタテキンのygも居るようなのですが、やはりこいつの方がレア度が高く人気のようです。
岩の裂け目の奥へ入っていってしまうので、中々まともに撮らせてくれないですね。
穴にはウツボが居るのですが、皆寄って来てサザナミを撮るのに夢中ではっきり言って無視されています。
口を空けて威嚇しているのに、これだけ無視されるのも珍しいのではないでしょうか。
ところで、こいつが成魚になると周辺の魚を片っ端から食べ荒らすので、沖縄のほうではあまりありがたくない存在のようです。
こっちで大きくなったらやっぱり同じような心配が発生するんでしょうかね?まあ、そうなる確率は非常に低いですが・・・。

Photo16 トウシマコケギンポ(-3m)
_081101_130301.jpg
皆がサザナミの穴に殺到するので順番待ちが出来ています。
その上の岩に小さな穴があり、こいつが棲んでいます。
暇つぶしには良いかも知れませんが、ここって結構揺れるんですね。
被写体が小さいこともあって、ピントが今一ずれています。
本当はアップ写真は避けたかったんですが、それだと良く分からないですもんね。

Photo17 ノコギリヨウジ(-5m)
_081101_130348.jpg
さっきのサザナミの穴です。
サザナミヤッコ人気はすごいのですが、奥へ行かれてしまうとどうしようもありません。
それらしき柄が見えたと思ったら、ノコギリヨウジの尻尾でした。紛らわしいですね。
ところで、こいつもクリーニングするんですね。確かにそんな口をしています。
でも、このスズメダイはあまり気持ち良さそうじゃないです。
大きさが不釣合いなのかな???

Photo18 ミヤコキセンスズメダイyg(-1m)
_081101_131155miyakokisensuzumedai.jpg
今回も終わりが近づいてきました。
お約束の場所です。
この前にアカハチを撮っていたのですが、今回は全滅。ずべてピンボケしちゃいました。
こいつも気をつけないと同じ目に合うんですよね。
なんせ動くので、どうしても部分的に流れちゃうんです。
今回はちょっと粘ったので、少しはまともに撮れたでしょうか?
(実はエキジットにまだなれない団体さんが居たので、しばらくここで時間を潰しました)

Photo19 セダカスズメダイyg(-0.5m)
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本当に最後です。
もうステージのコンクリの上です。
ロープの向こうの岩のところで餌をつついているようです。
いつもIOPに居るのですが、成魚もこの辺りに生息する非常に撮りにくい奴です。
やはり見かけたら撮っておかないといけないですよね。
数枚しか撮れませんでしたが、何とか写っていて良かったです。

本当に見所満載のIOPでした。
写真は2ダイブで200枚弱と、シャッターの軽さを物語っています。
いや~、良く撮りましたね。(大半は没ショットですが・・・orz)
久々、堪能しました。
伊豆のウェットシーズンもそろそろお終いですかね?
海の方は、まだまだ来遊魚ラッシュが続いているので、今しばらくは行けそうです。
今熱い黄金崎なんかいいかも!!忍者のマズダオコゼが気になります。

最後に今日の昼食はちょっと豪勢に、伊豆高原の「備屋(びんや)」でシチュー。
ただし、僕はハンバーグでした。これだと値段はリーズナブルですがちょっと量的に物足りない・・・。


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SAKANAKANE

タカノハダイ、ナイスな表情が撮れましたね。
ヒラマサとブリって、どうやって見分けていますか?
テンス系、私は好きなんですが、最近縁が有りません。
カスザメも、良いショットが撮れましたね。
ホオジロゴマウミヘビ、とっても羨ましいです。
ベンケイハゼの未成魚?も、貴重なショットですね。
ソラスズメダイは、確かに水槽か何かのように、面白い雰囲気ですね。とても明るくキレイに撮れていますね。
サザナミヤッコの幼魚、これは確かに大人気でしょうね。
ノコギリヨウジは、ちゃんと撮れた例しが有りません。やっぱりクリーナーとしては2流なのかな?
セダカスズメダイの幼魚は、まだ出会ったコトが有りません。図鑑でも見た覚えが有りませんでした。
私も先日、IOPに行ったんですが、見た魚は結構同じような感じでした。透視度が久し振りに良くて、気持ち良かったです。年内に記事にできるかなぁ・・・?
by SAKANAKANE (2008-11-28 02:41) 

ryo

>SAKANAKANEさん

タカノハダイ君は岩場沿いに進んでいたら上半身(?)だけ見えたんです。自分でも良いカットが撮れたと思います。ラッキー。
ヒラマサとブリですが・・・。はっきりは分かりません。一応、上顎の先端が角ばる(厳つい顔?)とブリということなので雰囲気で・・・。
ホオジロゴマウミヘビはIOPの砂地では普通に見られるのですが、臆病ですぐ引っ込むし明かりにも敏感だし、色的に遠くから見つけにくい等で見つかりにくいんだと思います。
ノコギリは偶然の産物ですね、狙っていたのはサザナミygで、このとき撮ったのはスズメダイの方だったりして・・・。でも、ノコギリがクリーナーしている現場は始めてかも。
セダカスズメダイは波打ち際に住み着いているのですが、成魚はいつも逃げられています。この幼魚は一発勝負でした。
これからは透明度が上がるので砂地が遠くまで見渡せるようになって気持ちいいですよね。そろそろツリーも入るはずですね。

by ryo (2008-11-29 13:00) 

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