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2008/05/02(金)~06(火) 今年のGWは、2年振りにフィリピンへ Vol.3/12 [ダイビング フィリピンセブ島]

2008/05/02(金)~06(火) 今年のGWは、2年振りにフィリピンへ

Vol.3 2008/05/03(土) 2本目 リロアンの西、クラシP岸から見て左側(深め)

天気は相変らず小雨。
タイムラグを考えてもそろそろ止んでも良いはずなのだが・・・。

2本目はドロップオフの下、深めにホタテツノハゼを探しに。
ところで、少しは1本目の反省が生かされているのかな?

で、スタートはこんな小さな奴らがお出迎え。

チョウチョウコショウダイyg
32001.jpg
尻振りダンスはこいつの十八番。
小さいし動き回るのでピントが中々・・・。

そして、続いて、こちらも尻振ダンス。

アジアコショウダイyg
32002.jpg
体が長い分だけ尻振りの振幅が激しい。さすが若いな・・・。

どちらも成魚はかなり大きくムサイんだけど、幼魚は可愛い。
で、初めの反省だが、まだ生かされて無い!!

スタートから分かるように、相変らず今回もまだ透明度の罠にズッポリ。
さらに加えてこいつはピント設定のミス。

マダラトラギス
32003.jpg
写真の基本は目ピン。こりゃどこに合ってるんじゃ?
オリンパスの欠点の一つだが、オートフォーカスが弱い。
この点はキャノンとニコンはダントツ。
最近、かなり改良されているらしく、E420は良くなったらしいので今後に期待。
で、本題に戻るが、一点にピントを合わせるにはフォーカスを一点にした方が楽。
こいつ(E410)は三点なので、こいつを調整するのだが・・・。
そ、そういやこのカメラ、スイッチ切ると設定が初期化?(今更?)

砂地をやって来たのは、かなり大きなハゼの夫婦。
一方は大きなお腹がはち切れそう。

クロイトハゼ
32004.jpg
伊豆でもお目にかかるが、ここまで大きくは無い。
やっぱり、なんていうか、こっちはみんな、マジデカイ!

砂地を進むと岩の上に、物見を気取っているのか?
いつか伊豆で一度だけ見た記憶があるが、こっちの方が本場なんだよね?

ハワイトラギス
1725337
トラギスの仲間としては、ちょっとカラフル。
ちなみに赤い色は水中では消えてしまうので、決して派手ではないはず。
彼らにとってはしっかり保護色なのだろう。
でも、人から見るとカラフル。
で、またまたピントが合わない・・・。

一人が止まって何か発見?
じっと見ている。
ホタテ発見か?

残念ながらコウイカ系のチビ
32006.jpg
こちらの方ではコウイカの代表はコブシメ?
この大きさだと判断不能。なんてったって、こいつら色が変わるし。

ホタテを探し、砂地を徘徊。
大きくなったキリンミノカサゴやこれも大きなオトメハゼにも遭遇。
でも、相変らず罠に嵌ったまま。
これだけ大きい固体なのに、色がお・か・し・い。
こいつもちょっと・・・なのだが。

ブラウンバンデッドドティーバック
32007.jpg
過去に撮った写真が今一の記憶があったので、ちょっと必要に迫ってみた。
こいつ、結構動く。中々ピントが合わないし、相変らず遠い。
ま、この辺で手を打っておこうか程度で・・・。

そしてついに、

ホタテツノハゼ
32008.jpg
が居るはず。え、どこ?どこどこ?
居るはずなのだ。が、見えない・・・orz。
そして僕が引っ込めました。みなさん、御免。

少しずつ深度を上げ、斜面は砂地、当然ハゼが。
この模様はダテハゼ系。さらに背面の黒斑。

ニュウドウダテハゼヒメダテハゼ
32009.jpg
セブでは常連のはずなのだが、この時しか見なかった。
背鰭の大きな黒斑が確認できず、こちらの方が妥当。
そういや今回、純粋な泥~砂地には行かなかったよな。

先ほども出てきたが、平らなサンゴの上はやはりギンポかハゼ。
ここでもサンゴの上を行ったり来たり。
ここの中心は、

エキセニュースジレンマー
1725338
こっちの固有種。ちょっとカラフル系。
僕はこいつを見たとき、電車を連想。他の意見は?
やや柄が違うのがオーストラリア方面の固有種にも居たね。
手前のボケてるのはイソハゼ系だね。(ボケいうなって?)

で、やっぱり、覗きは止められない。(またまた誤解を招くような・・・)

リングアイドピグミーゴビー
1725339
真っ赤な体にさらに赤と白縁取りの眼。
背鰭の第一・二棘がやや伸長ってのがミソ。
こういうときは、ちゃんと近づけるんだけどね~。

さらに穴の中を覗き込むと。
あれ、ちょっと雰囲気が違う。
ここはテンジクダイ系の巣。

アオスジテンジクダイ,ヒトスジテンジクダイ,キンセンイシモチ
32012.jpg
そういやこっちではこのセットが多い。
魚の向きに性格が出ているようで、アオスジはやや攻撃的。
ヒトスジは臆病で、キンセンは人には興味が無さそう。

相変らず、今回も小さいのに目が行く。
今回2度目のチョウチョウコショウダイygがフラフラ。
そして、こっちの枝サンゴ周辺にはピンクの点々?
これは、充血???

アカメハゼ
1725340
何をそんなに一生懸命見ていたのか?
ここまで(眼を)酷使しなくても・・・。って、別に何もやってない(ハズ)。
目薬を勧めてくれる人も居るが、目薬の方が眼より大きいという意見も。

こいつも小さ!!
またサンゴの方がやたらに広く写ってるし・・・。

アカホシイソハゼ?シロイソハゼ
32014.jpg
イソハゼの仲間ではあるのだが、前にも書いたように、分かんね~。
他にはシロイソハゼって候補もあるんだけど、後でユックリ調べよっと。
でもきっと結論は出ないような気がするが・・・。

え~っと、枝サンゴの奥。
カエルウオの仲間であることだけは確か。

ブラックコンブトゥース?
ブルーヘッドコウムトゥースブレニー Ecsenius lividanalis
32015.jpg
原さんのボードには、背広が黄色いこっちのカエルウオの仲間。
なにやら名前も書いてあったが、忘れちゃった。
一応調べてみたが確証は無いものの、これが一番近いかな?
(5/27追記)調べなおして見つけました。

ところで、こっちではあまりウツボを見ない。
基本的に穴の中に居ると考えると、単に出会わないだけなのか?
といってる側から、(勝手にこっちが話題を振ったのだが・・・)

ゼブラウツボ
32016.jpg
こいつは柄がハッキリしているので間違わないで済む。
コンビクトブレニーというこっちの魚、幼魚がゴンズイに似てる奴。
これの成魚がこいつに似てたような気がする。
親も子供も擬態好き?って、一生「他人のふんどし」のような気がするが。
別にゼブラウツボのせいでは無いよな。(勝手に濡れ衣を着せるな!!)

分かりやすいと言えば、色がハッキリしているのも大事。
ケサガケベラが居たが、こいつもハッキリ2色に分かれている。
そして、こいつも?

ニシキカワハギ
32017.jpg
前半分が青、後半がオレンジとカラフル。
以前伊豆で見た未成魚はもっと色鮮やかだった気がする。
今回の成魚はやや色あせているような。
折角肌までハッキリ映ったが、残念なことに口がはみ出しちゃった。
でも載せちゃおうっと。

原色の小さな魚は目に付きやすい。
今も、青い小さいのがチョロチョロと。
こういうのはつい撮りたくなる。
スズメダイ系の幼魚であることだけは確かなのだが。

アツクチスズメダイyg
1725342
実際、図鑑で調べるまでは思い出せなかった。
これが大きくなると、たらこ唇のどす黒いスズメダイに。
ちょっと想像つかないよね。
ここまで違うと、あまり想像したくも無いし・・・。

ミドリイシなどのサンゴの中も小動物の隠れ家。
出会う度に、何か居ないかと覗き込む。
大体はエビ,カニなど甲殻類やハゼ。
居るのは分かるのだが、写真に撮るとなると・・・。
ここも外れかな?
で、こっちは枝サンゴの根元の方。
腹鰭を手の様について、こっちを見上げている。
カエルウオといっても、ちょっと背の高い奴らの独特のポーズ。

フィラメンタスブレニー?
インドカエルウオ Atrosalarias fuscus holomelas
32019.jpg
こちらも先ほどのカエルウオ同様、今一確証が無い。
胸鰭の茶色や臀鰭にある黄色い部分などから推測。
実際、この辺のサンプル写真もほとんど無いので難しい。
一応、生息域からもこれが近いんじゃないかということで・・・。
(5/27追記)こちらも、調べ直しました。図鑑の写真からは分かりませんでしたよ。

そろそろ終わりが見えて来た。
今回もチョウチョウウオ系を一つ。

ヤスジチョウチョウウオ
32020.jpg
横帯が8本でヤスジ。見たまんま。
でも、これが大事なんだな。だいいち覚え易いじゃん。
種類が多いと名前もかなりインチキくさくなってくるけどね。
この帯、一本違うだけでもかなり感じが違うんだ。ま、これはまた後で。

サンゴの上のツースポットコーラルブレニーは置いといて、
こっちのミドリイシが気になる。
どうやらここは当たりの様だ。
比較的浅いのでピントも合わせ易そう。

ヒメサンゴガニ
1725344
そうは言っても、手前のサンゴの先端にピントが合わないようにしないと。
ライトの加減も大事だね。
置きピンのテクニックも駆使する必要が。
お、マクロ撮影で少しは病気が治ってきたかな?次に期待だな。
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SAKANAKANE

マダラトラギスは、ヨツメ?と思える位の見事な眼状斑ですね。ピントもそっちの眼に行っちゃったようですね。
クロイトハゼ、Xの構図はお見事です。
ハワイトラギス、私も大瀬で一度だけ見た記憶が有ります。
ブラウンバンデッドドティーバック、ブラックバンデッドって感じですが、良い表情が撮れましたね。
ホタテツノハゼは・・・、やはり見えませんでした。
ニュウドウダテハゼは、背ビレの黒斑が見えてナイので、ヒメダテハゼのように見えますね。
エキセニュースジレンマーは、初めて見ました。キレイですね。
リングアイドピグミーゴビーも、バッチリ撮れてますね。
アカメハゼは、キレイですね~!お見事です。
アカホシイソハゼ?は、シロイソハゼの方が近く見えますが、どちらでもナイかも知れませんね。
ゼブラウツボも、良く撮れてますね。こうして見ると、タテキン幼魚も似てますね。
ニシキカワハギも、まだ見たコトが無いです。
アツクチ幼魚は、図鑑でも見たコトが有りませんでした。親の片鱗も無くて、知らなけりゃ分かりませんね。
ヤスジチョウも、キレイに撮れてますね。でも、普通に数えたら7スジですよね。ロクセンスズメダイと言い、どういう数え方をするのか、納得の行く説明を聞きたいです。
by SAKANAKANE (2008-05-17 00:13) 

ryo

>SAKANAKANEさん、こんにちは。

トラギス系って居ないように見えて、全体的に種類は違いますがやっぱり結構居ますね。マダラは時々写っていて、あ、これマダラだったんだって感じです。
クロイトハゼはすごく大きいのがゆ~っくりやって来て、写真撮ってたらX攻撃して来ました。
ブラウンバンデッドドティーバックは、日本で公式に使用されている名前の方を取りました。英名では、、”Southeast Asian blackstripe dottyback”ブラックストライプになっており、僕もこちらの方がピンと来たんですけどね。
ホタテツノハゼは居たらしいんですが、まるで見えませんでした。寄って行くうちに、どうやら僕が引っ込めちゃったようです。自爆ですね。
ハゼ系は本当に分かりにくい。図鑑で違いを説明されて写真を見ても、え、これ違うの?っていうのが多いです。柄も、図鑑で指摘されている以外の場所は環境等で変わってしまうようで、識別の対象にはならないようです。もっともっと近づいて、細部まで分かるようにバッチリ撮らなきゃ駄目ってことですかね。やっぱりハゼは奥が深いです。
その世界ではちょっと有名なガイド、ガルーダさん曰く、ハゼの次はスズメダイが熱いそうです。セブはかなりいろんな種類が居るらしく、まだまだ奥が深いのだそうです。確かに、幼魚に関してはこれほどみんな違うのは別に図鑑でも作ってくれないと無理ですよね。アツクチなんて、現地で同じ場所に居たでしょと言われて初めて分かったくらいです。
ヤスジ、きっと尾鰭の線も入っているんだと思います。このあとシチセンも出てきますよ。
by ryo (2008-05-17 09:39) 

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