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2008/05/02(金)~06(火) 今年のGWは、2年振りにフィリピンへ Vol.2/12 [ダイビング フィリピンセブ島]

2008/05/02(金)~06(火) 今年のGWは、2年振りにフィリピンへ

Vol.2 2008/05/03(土) 1本目 リロアンの西、クラシP岸から見て右側(チェックダイブ)

お天気コントロールが利きすぎ?
それともセブ時間のタイムラグ?
小雨が残っちゃう今一つの天気。
でも、気温は28度。暖かいので大勢には影響ないってことで・・・。

000.jpg

最初の1本はチェックを兼ねてやや浅めに。
リロアン周辺はサンゴとドロップオフと砂地。
ここは色んな生物の宝庫。
最初の一枚はこんなの
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それでは1本目のスタート。

エントリーすると、生温かい水がスーツの中に。
「わ~、水没!!」って、これウェットじゃん。
最近は、ずーっとドライだったので一瞬違和感&水没疑惑。

あ~、でも温かい水にこの透明度。。。。。。
おちつくな~~~・・・・・。
こら、呆けてないで、折角こんなに被写体が居るんだから!!!
まずは枝サンゴの上をホバリングしてるこいつから、

ニセネッタイスズメダイ
001.jpg
背景が見えているように、暖かい海にこの透明度。
一応白濁があり15mってところだが、もちろん伊豆mではないところが大事。
もう少し近くから
1725277
でもまだかなり遠くから撮ってるな~。
ここではトリミングしちゃったので分からないが、元の写真では小さ!!

これは、毎回陥る落とし穴。南の海の写真病。
見えているので、ついつい遠くから写真を撮ってしまう。
これをやると、色は出ないし、遠近感も今一。
写真の一つのコツとして、寄ることが大事。
伊豆では出来ているのに、南の島に来ると目移り&セッカチの虫が。
これが中々直らないんだよね~。

おんや?砂地の上に、ネズッポ?
なんだ、って、こっちじゃ逆に珍しいかも。
良く見ると、背中が跳ねてる!!
胸鰭も変な形。

イッポンテグリ
003.jpg
背鰭の伸長も短めで、口の辺りが橙色なので雌。
この大きさだと、マクロレンズにはやや辛い・・・。
まず全体を入れようとすると、近づけない。
近づくと全体にピントが合わない。
この辺がレンズ選択の難しさだね。
といっても、今の僕には他の選択肢はないのだが。

砂地をうろうろしているのは、これも大き目。
真横から撮れば、全体にピントがあう・・・筈。

インドヒメジ
004.jpg
ヒメジにしてはおしゃれな方だと思う。
特に頬の青い点々なんか良いと思うんだけど。
日本じゃ小さいのしか見た記憶が無い。

お次に眼に入ったのは、かなり地味系。

ヒトスジモチノウオ
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ベラの仲間で、ナポレオンの親戚なんだけどね~。
あまり大きくならないので、「あ、ベラか」で終わっちゃう奴ら。
実は、これも遠いのが気になる。

砂地ではガイドの原さんが何かを追い詰めている?
この場所から考えて、きっと彼でしょう・・・。

ゴールドスペックジョーフィッシュ
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ここ(リロアン)では惜しげもなく全身を見せてくれるのが特徴。
と言うか、見せざるをえない???
ここでついに問題の症状が顕著に発覚。い、色が・・・。

ま、しょうがない、次々。(実は本人、まだ症状にハッキリは気付いていない)
そういえば、こちらにはいろいろな種類のクマノミが。
こいつはその中の一つ、一ハマ、ニクマ、三カクレ。

ハマクマノミ
007.jpg

どんどん行こう。おや、砂地に花が???

キリンミノカサゴ
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なんでもそうだけど、小さいうちは可愛いよね。
こいつなんかは、動きもコミカルに見えるし、配色もやや淡くて綺麗。

サンゴ礁の隙間をテンジクダイ系の幼魚が。
ちょっと狙ってみたが、小さすぎてピントが合わず没。

こっちのイソギンチャクの中に赤いものが。
その上に白い部分が乗っかっている。
良く見ると、長い手足が。

コロールアネモネシュリンプ
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エビだよ、エビ。赤いのが胸、白いのが頭。
実は後方に透明な体があるんだよね。見えるかな?

エビと言えば、こちらの方では岩の下を見ればほとんど居るのが、ロングクロウシュリンプ。
ありきたりで、今回はカット。(実は何枚か撮ったけどピンボケだったから・・・)
で、岩の下のほうを見ていると、裂け目からチョロチョロと顔を出す奴が。

セダカニセスズメ
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のようだが、結局、かなり遠くから撮ったので、写真の方は今一つ。

伊豆ダイバーの悲しい性か、はたまた個人的な問題か?
折角こんなに透明度が良いのに、何故か見る方向は・・・。
ネッタイスズメダイに、お~、シロオビイソハゼ。そして、

クロオビスズメダイ
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サンゴ礁の中の細かい奴らばかりに目が行く。
こいつなんか、そこら中に居るんだけど、なぜか撮っちゃう。

さらにはサンゴの陰やちょっとした窪みがあると覗き込むのも習性。
おっと~、居た居た、細長いのがチョロチョロっと。
この赤白ダンダラは、こちらでは常連さんだね。

オイランヨウジ
012.jpg
そういやこいつら、いつもペアだね。
でも今回はちょっと1匹先走り。
お相手は、スズメダイであることは確かだが、特徴が無い???
色黒のオキナワスズメダイか?

枝サンゴの団地では、テンジクダイ系の面々が。
一番目立ってるのがこいつら。

アオスジテンジクダイ
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眼の周りが青いのが一際映える。決して寝不足ではない。
にしてもこいつらデカイ!!!
普通の感覚から行くと2倍くらいある。
環境が良いと育つんだな~。

ちょっと奥にはヒラテンジクダイも居る。
こいつも地味だが綺麗で好きなのだが、やや引っ込み思案。
こっちはこんなもんだろう。
そうか!!アオスジが表に居る理由って、体が育ちすぎたからか?

いまさらだが、周りでは、パープルビューティーやメラネシアンアンティアスといったハナダイ系常連もアピール。
特にパープルビューティーは群れると鮮やか、なのだが、あまりそっちは見てない。
やっぱり病気かも・・・。覗きが趣味?(ちょっと表現に誤解が)
そして極めつけ、岩陰で赤いの発見。これは撮らねば。

レッドラインドピグミーゴビー
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頬に赤白のラインが入り、明らかに他のベニハゼ類と違う。
こういうのが見つかるとうれしいんだよね。
かなり小さいのでトリミングしたが、うまくピントが合ってくれてた。
これ一枚しか撮れなかったのが残念。

一段落し、ふと遠くを見ると・・・。
あれ、あれは?縦になってるってことは?

ヨロイウオ
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たまには遠くも見なきゃいけないっていう教訓かな。
近寄ると横になって泳ぎだすからヘコアユではないね。
初めの写真でも分かるように、色が黄色がかり筋も赤っぽいね。

と、上の方を楽しんだわけだが、結局はまた下へ戻っちゃたりして。
サンゴ礁の間は小魚たちにとっては絶好の隠れ家。
なので、必ず何かがいるから見ていて飽きないんだな。
真っ青なのも良く目立つんだ。

ローランドダムゼル
017.jpg
南の島では超一般種。全身が青で黒い模様が入るものも。
この黒い模様は環境で変わる様で、個体によってかなり違うみたい。
黒い部分の面積や広がりも個体や地域で違うようだ。
これまでも真っ青なものから黒に近いものまで、色々いたが、同じ種類らしい。
で、この写真も遠い。まだ本人、罠に気付いてないってこと。

他にも、ナメラヤッコやらメガネスズメダイやら・・・。
そういや普段は表に出てこないこいつも、

アブラヤッコ
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こいつはかなりの臆病者で、近づくとすごい勢いで隠れる。
中々全身写真を撮らせてくれないが、地味なのであまり人気も無いらしい。
今回は、あ~、クリーニング中だったのね。
でも近づくとやっぱり・・・。

砂地をずっと見ていくと、
ミスジリュウキュウスズメダイのコロニー。
クビアカハゼの巣。そして、

ダンダラトラギス
019.jpg
実はみんな撮っては見たものの色が・・・。
後で見て遠いのに気が付いたのであって、この時点ではもろに嵌ってたんだよ。

それでも、だんだんサンゴの中に移っていくと、自然に近くが撮れてる。
各種スズメダイが沢山。あれ、こいつって、

ダブルストライプトドディーバック
020.jpg
前回(2年前)、シブランで他のに邪魔され頭しか撮れなかったんだ。
今回は全身を・・・、って前回の逆???頭以外しか撮れなかった?
逃げる場所が沢山あるからな。暗い場所なんでピントも今一。(言い訳ダラダラ)

もちろん南の島と言えばチョウチョウウオも忘れてはいません。
ほら、ここにちゃんと。

ミカドチョウチョウウオとツノハタタテダイ
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ミカドはちょっと他のより風格があるよね。
模様もちょっと品があるようなボカシ系で、色も滑らかに感じるのは僕だけ?
ツノは名の如く、額の出具合が特徴だが、角と言うより額の下が窪んでいるだけ?
文句を言うなら名づけた奴に言えって?

また、枝サンゴに戻って来ちゃった。
何か居ないかな~。おや、ここんとこに何か・・・。
中に入ってて良く分からないけど、見覚えがないような。
とにかく撮り捲くって見るか。

ナミダテンジクダイ
022.jpg
この目の下の模様と言い、体後半の黒斑と言い、きっとそう。
やっぱり見たことないやつだった。
くそ~、外出て来いよ~、全身を撮らせろよ~。
大きいくせに、かなりシャイ・・・らしい。

こっちの岩の間、ハナブサイソギンチャクか?
これの間に1匹発見。

イソギンチャクモエビ
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やっぱりこれも伊豆で見るよりかなり大きいよね。
でも写真は小さ!!
まだ病気は解消していないってこと。

この病気の影響がもろに出るのが、砂地に居るハゼ。
本体の色が淡い上に、周りとの色の差が無いのが原因。
ま、彼らのとっちゃ死活問題なので当たり前なのだろうが・・・。
比較的図太いので逃げないこいつらのはずなのに、近づけてない。

サンカクハゼ
024.jpg
普通種。第一背鰭が三角形で一黒斑がある。
サンカクハゼ系の違いは第一背鰭の形と黒斑だが、結構ややこしい。
救いは、比較的図太いので写真が撮り易いってことかな。(自爆)
なのにこのヘボさは。(自己嫌悪・・・)

キンメダイ系の魚は、暗い所が好きなのが多いはず。
それでもエビス系はそれほどでもないとは思うが、リロアンはサンゴ礁が主体。
あまりハッキリした洞窟は無く、せいぜい穴や凹み程度。
必然的にサンゴの下の方に隠れることに。

アヤメエビス
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だと思う。この系統は外観が似ているので分かり難い。
こいつは、比較的暗いとこにはこだわらないタイプかな。
眼の上の青がチャームポイント?
ちょっと塗りすぎたって言う感も無くは無いが・・・。

表面の平らなサンゴの上にたむろするのはこいつら。
初めのこいつはギンポ系ではなく、ハゼだったんだね。

クロスジイソハゼ
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てっきりヘビギンポ系かと思っていたが、。
だが、このイソハゼ系はかなり厄介。
小さい、似てる、種類が多い・・・、危険だ。(なにが?)

同じような場所にたむろする仲間として、1本目の最後はこいつ。
これはどう見てもイシガキカエルウオの系統。

ツインスポットコーラルブレニー
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いかにも見たとおりの名前。
最後に来て、少し近づけて来たように思うが。
これは2本目の様子を見てみれば分かる筈。

ところで、いったい何枚写真撮ったんだ?
え、100枚???1GBのメモリーが残り30枚???
そりゃ撮りすぎだって・・・。
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SAKANAKANE

最近あまり潜ってなかったようなので、欲求不満気味だったのでしょうか?いきなりの写真満載で、嬉しい限りです。ナルホド、これなら12回になりますよね。
最初のは、何かと思ったら、ヨロイウオだったんですか。羨ましいです。
イッポンテグリも、見たコト無いんですよねぇ。
インドヒメジは、私もセブで初めて会えました。
ゴールドスペックジョーフィッシュ、この写真だけでは、とてもジョーフィッシュとは分かりませんね。
クロオビスズメダイは、小さ過ぎてこんなにキレイに撮れたコトが有りません。流石ですね。
オイランヨウジ、何故か私は縁が有りません。
レッドラインドピグミーゴビーは、良いですね~!
ローランドダムゼルは、あまり見てなかったですね。
アブラヤッコは、確かに珍しいですねぇ。なかなかチャント撮れません。
ミカドとツノは、私も全く同感を抱いてました。
エビス系、こんなに色鮮やかに撮れると良いですね。
ツインスポットコーラルブレニーは、頭だけだと、判断に困りそうですね。
1本で1G撮り切っちゃうって、スゴイですね~。
私は、海外だったら1本で2・300枚位撮っちゃうんで、画質も落としていて、1G有れば1,000枚以上撮れちゃいます。
スイマセンが、時間も時間なので、続きはまた改めて・・・。
by SAKANAKANE (2008-05-15 03:09) 

ryo

>SAKANAKANEさん

暖かい海、透明度もいいと来て、さらに魚が沢山。
目移りする前に、片っ端から行っちゃいました。
で、本文にあるように、遠い・色なしのオンパレードに・・・orz。
それでも、お初が、この1ダイブだけでもで4~5は居たような。
今回でセブは4度目なのですが、毎回楽しめます。

ここでは特に”レッドラインドピグミーゴビー”がお気に入りです。
ナミダテンジクダイも良いんですが、影になっちゃって。
写真の出来はツインスポットコーラルブレニーが一番ですね。
アヤメエビスやクロオビスズメダイぐらいに撮れれば、それはそれで楽しいから良いんですけどね。

1ダイブ2~300枚ですか、それはすごいですよね。
僕は今カメラに合計3GB入っているので400枚ほど撮れるんです。
で、初日だけで250枚ほど撮りました。
もちろんPC持込で、毎日バックアップです。
あれ、でもそれじゃ全部で500枚じゃきかないな???
この後も、色々出てきますのでお楽しみに。


by ryo (2008-05-15 13:04) 

ryo

写真、数え直したら全部で800枚ほどありました。
初日は全てのダイブで100枚越えです・・・。
by ryo (2008-05-15 21:40) 

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