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2012/11/25(日) インドネシアバリ島トランバン3日目-2本目コーラルガーデン [ダイビング インドネシアバリ島]

2012年11月25日(日) インドネシアバリ島トランバンDiving
3日目2本目(No624) コーラルガーデン 10:11-11:10(59min)
 Max.32.0m Av.14.2m 晴れ 透明度15m ボート,流れ

今回のダイビングでは最初で最後のボートダイビング。
何事も経験が大事、インドネシアのボートも一度は経験しないとね。
写真の船が噂のジュクン。幅が狭くて深底で、定員は3名程度。
エントリー後、機材は水面で着ける。上がるときも機材を脱いでから、えいやっとフィンキックの勢いでよじ登る。勢い余って逆側に落ちそうになった人も・・・。
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僕は2回目。以前はもう少し船縁が高いイメージがあったけれど、それほどでもない?あと、最近は小さなラダーもあるらしい。

底が明るい!!ビーチエントリーの時は底が黒砂なので暗いが、今回は白砂のサンゴ地帯。南の島では見慣れた風景なのだが、今回に関してはこっちの方が珍しい?
当然ビーチとは違いカラフル系の魚たちが「いらっしゃいませ~」と・・・。
え、あれ、結局マクロ!?まあ、カメラのセッティングがセッティングだから、やっぱりそっち行っちゃうよね。
船の下は水深8m。最初に撮ったのは結局ビーチと同じ「クロメガネスズメダイ」。でもゴロタに居る幼魚に比べれば、こっちの方がちょっとだけ成長している。成長に伴い性格環境も変えていくのが良くわかるよね。
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水深13m。この眼の縁の金色は「ゴールドスペックジョーフィッシュ」の証。写真の青さから近寄れていないことが明白。ここのは結構警戒心が強い?

水深は16mに。砂地に「ミドリリュウグウウミウシ」が落っこちている。ビーチに比べると全体に大柄?というか、大きい奴しか目立たない?隠れるところが多いもんね。
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水深20m。どんどん降りていくよ。またなんか変なのが来たよとでも言いたげに、怪訝な顔でこちらを見上げているのは「ハタタテハゼ」。白っぽい砂地はこいつらにとっては生活しやすい場所のはず。縄張り荒らすんじゃねーよって感じだね。

水深26m。一気に来たね。グレーの長細いのが砂地にニョキニョキ。しかも流れがあるので、さらにグニャグニャ。こういうのって地上で見たらかなり気味悪く感じるんだろうな。
食事中ということで、比較的警戒心は薄れているはずだが、それでも近づくと徐々に手前の奴らから引っ込んでいっちゃう。いつも思うんだけど、何かバカにされているようで気に食わない。最後に頭だけ出してキョロキョロしていたりするのも、妙に腹立たしかったり・・・。
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まあまあ近づけたほうかな。側面の白い斑点列が確認できて「シンジュアナゴ」で大丈夫だと思う。
ふと左の下の方に目線を移すと、あれ、何こいつ?「ヒレナガネジリンボウ」じゃん。シンジュアナゴを撮るのに集中していたら、こんな近くに居るのに気が付かなかったよ。こいつ自体、巣を離れて泳ぎ回っているみたいだし、こっちを気にしていなかった様子だね。
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カシャ!!わお、自分にカメラが向いたらあっという間に消えたぜ。さっきまであんなに無警戒だったのにね。

水深は32m。わ~い、「アケボノハゼ」だ。
ドロップオフの時には、巣に着いたときはオトメハゼに変身?していた(いや、先客が引っ込めた後だった)ので、ここでは初。まだやや遠いね、丁寧に丁寧に・・・。嫌な予感、何か上から大きな影が・・・。
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中々本当にバッチリというのは撮れないもんだね。

水深は一気に上がって21m。もっとも一般的かもしれない「コイボウミウシ」だが、もっとも分類しにくい奴かもしれない。結構色々な種類があるようだけれど、見分ける点が今一つ良くわからず、全てコイボウミウシとしちゃっているからね~orz
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水深20m。何の変哲もない「ヒメダテハゼ」だが、KJが何故か執拗に写真を撮っている。それじゃ僕も一枚、パシャ!!やっぱりヒメダテハゼだよね~。え、そっちが主役じゃないって?し、しまった、あいつか!!
どうやら噂のあいつが居たようなのだが、この写真からは形跡も見当たらない。あっち側に隠れているのかも・・・。いずれにしても注意力不足だ!?

お、このハゼ、背鰭に黒っぽいのが。もしかして噂のスミゾメキヌハダウミウシか?いやいや、こいつは「ツマグロサンカクハゼ」。背鰭の模様はこいつの特徴だよ。甘い甘い、そんなにうまく事は運ばないよ。
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水深15m。淡い色をしたヒトデに同じような色の「ヒトデヤドリエビ」。もちろん隠れるのが目的なのだから、ほぼ同色なのは当たり前なのだが、この色、特に写真が撮りにくい。

水深12m。ジュズエダサンゴの中は、いろんな生物の絶好の隠れ家。特に変わったハゼや甲殻類が居ることも多々ある。従って、あれば覗くのがマクロ好きの性というもの。
「やっぱり、何かハゼみたいなのが居るぞ。比較的大きめかな?あまり動かないね。地味な色だし、ハゼというよりダンゴオコゼっぽいな。まあ、あまり珍しいとは言えないけれど、バリでは初だと思うから撮っておかなきゃ・・・。」などと考えながら撮った写真。奥の方なので、あまり無理をしなかったから今一つの写りは仕方がないよね。
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後日、自宅で写真を修整していたら、「あれ、こいつ、光が当たっていないからやけに黒っぽい?」「まあ、でもダンゴオコゼだからそんなに気にしなくても・・・」「え、何か赤っぽく見えるんだけれど、他の種類っているの?」はい、その通りでした。これは「ワタゲダンゴオコゼ」、初物だよ。ってダメじゃんorz。
こういう見間違いが起こるほど、ここは絶好の隠れ家。大きな「オランウータンクラブ」や「アカツメサンゴヤドカリ」の集団などなど、まだまだ色んな奴が隠れているはず。探しているときりがないから、この辺で。
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ちょっと下の方にまたまた、ニョロニョロ。水深は14mってことは、さっきの奴らとは別の集団。こっちは側面に黒い斑点があるから「チンアナゴ」。水深で棲み分けているようだ。どちらかというとこいつらの方が敏感?引っ込むのが早い気がする。
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カメラの前を青い細いのがチョロチョロ横切る。この感じはクロユリハゼ系。こいつらは集団行動が得意だが、尾っぽの黒班から「オグロクロユリハゼ」の3バカトリオ。撮影してほしいのか、グルグル回って同じところを通過していく。結構撮りやすいシチュエーションなのに、なんか今一。絞りすぎだ、へたくそ!!

水深は引き続き15m。同じく、釈然としない出来の写真。ただでさえ、デジカメで撮るとバックの色がメリハリが無くなるんだから、もう少し考えて撮れよと言いたくなる。自分の腕が悪いってことなんだけどねorz。被写体は、ここでは非常に多い「クビアカハゼ」と「コシジロテッポウエビ」のコラボレーション。
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真ん中の奴を狙っていたのだが、むしろ主役は右端の奴?一応3匹とも同じ種類ではないかと考えられ、中央の奴が「アカネハナゴイの雄」なので、後の2匹は雌ではないかと。実は、こいつ、雄ばかりがスポットライトを浴びて、雌はほとんど紹介されず、さらに困ったことに他のハナダイ達とそっくりなんだよね・・・。

小さな透明な魚がチョロチョロしている。赤い点がやけに目に付く。これって「ネオンテンジクダイ」じゃないか?こんなところで?いや待てよ、勝手なイメージでもっと切り立った崖やオーバーハングに居るように思っていたが、あれって水族館で見た印象が強いだけってこと?
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水深は12m。目の前を通り過ぎて行ったのは「ムスメハギ」。実は次の写真と順番が逆になっているので、「キツネアマダイ」を追いかけていた時に目の前を通り過ぎ、つい反応して撮ったもの。なぜかって?この形のカワハギ類って、模様違いで結構いろんな種類が居て、見逃している気がするんだよね。

最後は、今噂に出た「キツネアマダイ」。海底から50cm程のところをフラフラとしているのだが、近づくと逃げて、ちょっと行くと止まる。また近づくと・・・。たまにいるこっちを観察するようなタイプ。どうしてもやや離れた位置からの撮影になるため、光量調整が微妙。今回ただでさえ失敗続きで、こういう被写体が一番ミスが多かったんだよね。
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ついに最後までちゃんと設定を決められなかった・・・。写真的には非常に悔しさが残る一本。あ~あ、自己嫌悪・・・orz

そろそろビーチに到着。すれ違うボートのボートマン同士が大声で何か話している。
突然、ボートに有った木製のラダーを海へ、ポーン!!
え、なんで捨てちゃうの??
近くにボートはいないし、さっきのすれ違ったボートは、もう沖の方をどんどん遠ざかって行ってるし、いったい何が起こった!?
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どうやら、ラダーは数が少なく、使い廻ししているらしいのだが、それこそ捨てちゃったら大変!!
でも全て計算通り(?)、最終的には流れに乗って行き付くらしい。それにしてもかなり大雑把。あまりに自然にごく普通に、なんて大それたことを・・・。
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