2012/6/3(日) フィリピンルソン島アニラオ2日目-ダイビング4本目 [ダイビング フィリピンアニラオ]
2012/6/3(日) フィリピンルソン島アニラオ2日目
4本目:Secret Bay Max18m 60分
浅い砂泥底のビーチ。しかし、ここが本当に驚きのSecret
居るは居るは、初物、珍種のオンパレード。
マクロ派にはたまらない至極の地ですね。
まずは潜ってすぐ、まだ水深10mにも行かないところから、砂地にニョキニョキ
チンアナゴに交じって、ホワイトスポッテッドガーデンイールが。
ここから初物尽くし、
まずは、フトガヤウミウシ:青い体色と背側突起先端の黄色点がきれい
配色についてはかなり変異があるらしいです。たまたま黄色い部分が目に見えて、かなりユニークな顔?
こいつの写真を見ていて、周りのフトガヤに何か違和感を感じていましたが、実は、
カゲロウカクレエビが隠れていたんですね。伊豆でも居る居ると言われていましたが、全然見ることが出来なかった奴です。こんなところで会えるとは!
砂泥の隙間にはまり込んでいるのは、伊豆でも見るホシハゼのようですが、これはヤノウキホシハゼのようです
本来ホバリングする姿が図鑑に載っていますが、浅場ではこういう状態も多いらしいです。今回、水深40m辺りでも見られており、こちらでは浅場から深場まで広く分布。
甲殻類も豊富で、ウミアザミにはツヤトサカガザミ(キセニア・スイミングクラブ)
白い体に、背面の数本の茶色い筋が目印。
続いて、Tさんが見つけてきた赤い塊は、マルコブカラッパ
背中のコブと、眼の間の触角の色が決めてに。
まだまだ他にも、
イイダコの仲間だと思われる小型のタコ ミノウミウシの一種のフィロデスミウム・クリプティクム
コシオリエビ属の一種やニセツノヒラムシ属の一種と思われますが、情報不足
本当に贅沢ですね。
でも、まだまだ、ここからはあまり見かけないのや、ついつい撮ってしまう奴ら。
ゴルゴニアンシュリンプとニシキフウライウオ
全然違う生物なのですが、同じような環境に同じような隠れ方。何か親戚のような・・・。
次はアイドル系、
イバラタツ:このトゲトゲが魅力? イロカエルアンコウ:定番ですね
ややマニアックなところで、
ハワイトラギス:ちょっとおしゃれなトラギス ウナギギンポ:ウナギ?ギンポ?
ところで、こいつなのですが、一応キヘリモンガラの幼魚としてみました
キヘリモンガラとゴマモンガラの幼魚は、調べる文献によってまるで逆の印象を受けます。で、いろいろ資料を探していると、どうやら大きさと模様の関係があるようです。幼魚の鞍状斑は、目の部分,第1背鰭,第2背鰭の3か所にありますが、5cmほどの個体では、キヘリモンガラの方が範囲が広く、特に一番後ろの鞍状斑は胴体の下まで繋がっています。ところが写真を並べてみると、これから大きくなるにつれ、キヘリモンガラの方は徐々に斑紋が薄れ、逆にゴマモンガラの方は斑紋が広がっていく傾向がある様に見えます。10cmほどの個体では、ゴマモンガラの後ろの斑紋が胴体の下まで伸び、真ん中の斑紋が薄れてくるようです。ここで、ちょっと問題が、キヘリモンガラの10cmほどの個体の写真が無いため自信はないのですが、ちょうどこの辺りの両者はほぼ同じような外観になるのでは?実際、新江ノ島水族館のキヘリモンガラは、最近のネット写真を見る限り、ゴマモンガラの疑いが強い気がします。
ガンガゼに守られて生活する奴らも、
マジマクロイシモチだと思います その名もガンガゼカクレエビ
甲殻類も絶好の被写体です
オドリカクレエビやヒトデヤドリエビ
サンゴガニは抱卵中のようです コマチコシオリエビは宿主に擬態して白黒や焦茶と忙しい
最後はトゲダルマガレイ:今回は特徴がよく写っていると思います
決して珍しいわけではないのですが、つい追いかけたくなってしまいます。
いや~、本当にここは楽しいですね。何回でも潜りたくなるところです。
まだまだ未知の出会いがたくさん期待でき、病み付きになりそうです。
シンジュタマガシラyg,ヒメサンゴガニ,コウライトラギス,ヒメサツマカサゴ,シマヒメヤマノカミなど
4本目:Secret Bay Max18m 60分
浅い砂泥底のビーチ。しかし、ここが本当に驚きのSecret
居るは居るは、初物、珍種のオンパレード。
マクロ派にはたまらない至極の地ですね。
まずは潜ってすぐ、まだ水深10mにも行かないところから、砂地にニョキニョキ
チンアナゴに交じって、ホワイトスポッテッドガーデンイールが。
ここから初物尽くし、
まずは、フトガヤウミウシ:青い体色と背側突起先端の黄色点がきれい
配色についてはかなり変異があるらしいです。たまたま黄色い部分が目に見えて、かなりユニークな顔?
こいつの写真を見ていて、周りのフトガヤに何か違和感を感じていましたが、実は、
カゲロウカクレエビが隠れていたんですね。伊豆でも居る居ると言われていましたが、全然見ることが出来なかった奴です。こんなところで会えるとは!
砂泥の隙間にはまり込んでいるのは、伊豆でも見るホシハゼのようですが、これはヤノウキホシハゼのようです
本来ホバリングする姿が図鑑に載っていますが、浅場ではこういう状態も多いらしいです。今回、水深40m辺りでも見られており、こちらでは浅場から深場まで広く分布。
甲殻類も豊富で、ウミアザミにはツヤトサカガザミ(キセニア・スイミングクラブ)
白い体に、背面の数本の茶色い筋が目印。
続いて、Tさんが見つけてきた赤い塊は、マルコブカラッパ
背中のコブと、眼の間の触角の色が決めてに。
まだまだ他にも、
イイダコの仲間だと思われる小型のタコ ミノウミウシの一種のフィロデスミウム・クリプティクム
コシオリエビ属の一種やニセツノヒラムシ属の一種と思われますが、情報不足
本当に贅沢ですね。
でも、まだまだ、ここからはあまり見かけないのや、ついつい撮ってしまう奴ら。
ゴルゴニアンシュリンプとニシキフウライウオ
全然違う生物なのですが、同じような環境に同じような隠れ方。何か親戚のような・・・。
次はアイドル系、
イバラタツ:このトゲトゲが魅力? イロカエルアンコウ:定番ですね
ややマニアックなところで、
ハワイトラギス:ちょっとおしゃれなトラギス ウナギギンポ:ウナギ?ギンポ?
ところで、こいつなのですが、一応キヘリモンガラの幼魚としてみました
キヘリモンガラとゴマモンガラの幼魚は、調べる文献によってまるで逆の印象を受けます。で、いろいろ資料を探していると、どうやら大きさと模様の関係があるようです。幼魚の鞍状斑は、目の部分,第1背鰭,第2背鰭の3か所にありますが、5cmほどの個体では、キヘリモンガラの方が範囲が広く、特に一番後ろの鞍状斑は胴体の下まで繋がっています。ところが写真を並べてみると、これから大きくなるにつれ、キヘリモンガラの方は徐々に斑紋が薄れ、逆にゴマモンガラの方は斑紋が広がっていく傾向がある様に見えます。10cmほどの個体では、ゴマモンガラの後ろの斑紋が胴体の下まで伸び、真ん中の斑紋が薄れてくるようです。ここで、ちょっと問題が、キヘリモンガラの10cmほどの個体の写真が無いため自信はないのですが、ちょうどこの辺りの両者はほぼ同じような外観になるのでは?実際、新江ノ島水族館のキヘリモンガラは、最近のネット写真を見る限り、ゴマモンガラの疑いが強い気がします。
ガンガゼに守られて生活する奴らも、
マジマクロイシモチだと思います その名もガンガゼカクレエビ
甲殻類も絶好の被写体です
オドリカクレエビやヒトデヤドリエビ
サンゴガニは抱卵中のようです コマチコシオリエビは宿主に擬態して白黒や焦茶と忙しい
最後はトゲダルマガレイ:今回は特徴がよく写っていると思います
決して珍しいわけではないのですが、つい追いかけたくなってしまいます。
いや~、本当にここは楽しいですね。何回でも潜りたくなるところです。
まだまだ未知の出会いがたくさん期待でき、病み付きになりそうです。
シンジュタマガシラyg,ヒメサンゴガニ,コウライトラギス,ヒメサツマカサゴ,シマヒメヤマノカミなど
コメント 0