2008/11/9(日) 奄美大島ダイビングVol.5 [ダイビング 九州]
2008/11/9(日) 奄美大島2日目3本目は、倉崎海岸ビーチダイビングです。
前のページでも述べたように、条件的にボートよりビーチの方が良さそうなので3本目は倉崎海岸に変更しました。
昨日は左手の方に進みましたが、今日は右手のミドリイシ系のサンゴ地帯が狙いです。
狙いは、サンゴハゼやダルマハゼ、エビ・カニですね。
マクロ1本、ミドリイシや枝サンゴの間を覗きまくるダイビングです。
Photo1 キイロサンゴハゼ(-15m)
最初に暴露しちゃいますが、覗きまくったわりにはあまり収穫は・・・orz
このキイロサンゴハゼが一番まともな写真です。
後でも述べますが、こいつが撮れるまでかなり苦労したんですよ。
この写真は2度目に狙ったキイロサンゴハゼで、16:00から5分間ほど粘って撮りました。
Photo2 バブルコーラルシュリンプ(-10m)
エントリー直後は泥がひどく、ほとんど視界無しです。
先へ進むと、少しだけ見え始めましたが、透明度は相変らず~5mってところです。
狙いはハゼ系ですが、結局最初は今回のレギュラーからです。
このミズタマサンゴには2匹のバブルコーラルシュリンプが写っていますが、右下の奴を見ると腹部に何も入っていません。
左上の奴は腹部に白いものが入っていますよね。ってことはやはりこれは卵でこちらが雌ってことでしょう。
これでスッキリしましたね。
Photo3 オヨギイソハゼ(-15m)
ビーチのサンゴは全体的に泥を被り、あまりハゼが居そうに思えませんでした。
が、良く見ていくと、泥を被らず元気なミドリイシ系のサンゴがところどころに見られます。
最初に目に付いたのは、この上を泳ぐ小さな奴ら、オヨギイソハゼですね。
残念ながら全身を出して泳いでいるところはうまく写せませんでしたが、何とか着底した時に撮れました。
Photo4 クロサンゴガニ(-15m)
サンゴの間に居るはずのハゼを探します。
この辺りのサンゴにパンダダルマハゼが居ると言う情報があり、それらしいサンゴを覗いていきます。
ライトを当てるとハゼは敏感に反応し動き回る為、中々それらしき奴には当たりません。
こういう場合、動きが遅いカニの方が簡単に見つかります。
とは言っても、こいつも隠れようとしますから、簡単には全身を現してはくれませんよね。
写真のカニも半身しか出ていませんが、この色ならまず間違いないでしょう。
Photo5 キイロサンゴハゼ(-15m)
やっとキイロサンゴハゼらしき陰を見つけました。
初め、上から見る限りサンゴの隙間に黄色い色が見える程度でしたが、横から覗き込むと下の方に全身を見ることが出来ました。
チャンスとばかりカメラを向けようとしたのですが、カメラが地面についてそれ以上は下げられず、角度的に写りません。大きいカメラはこういうとき不便です。(後で気が付いたんですが、E410ってライブビューでも撮れるんですよね・・・)
ライトを当てると色々動き回り、たまに写せる位置にも来ます。
初めに姿を確認したのが15:49、写真は15:50と15:55分に撮ったものですから、ここで7分は粘りましたね。
その割には本当に納得できる写真は撮れませんでした。難しいです。
Photo6 フタスジリュウキュウスズメダイ(-15m)
キイロサンゴハゼを狙っていると、白っぽい魚がチョロチョロとサンゴの間を通り過ぎます。
初めはサンゴハゼ系が居るのではと必死に追いかけたのですが、どうやらこいつだったようです。
フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚がサンゴの間をすり抜けるように泳いでいました。
青い部分がところどころに有り、成魚に比べるとはるかに可愛いのですが、ハッキリ言って邪魔です!!
Photo7 サンゴガニ(-15m)
この写真をちょっと見るとコシオリエビ系に見えたのですが、色々見比べるとサンゴガニのようです。
まだ小さい個体ですね。
実はそばに居たキイロサンゴハゼを撮ったら、こいつが写っていました。
Photo8 ウスイロサンゴヤドカリ(-6m)
脚も含め、体全体が白い綺麗なヤドカリです。
一部歩脚の先端がオレンジなのが気になりますが、他の特徴はこいつで合っていると思います。
ヤドカリは分かりにくいですね。
実はこいつも狙ったわけではなく、すぐ側に居るフタイロサンゴハゼを狙ったものです。
サンゴの間に居る魚を撮るのは本当に難しいですね。
Photo9 オイランヤドカリ(-6m)
こいつもフタイロサンゴハゼの副産物です。
このフサフサの足には見覚えがあります。伊豆でもちょくちょく見る奴です。
ただ、伊豆で見る奴は大きいイメージがあったため、ここでサンゴの上にチョコンと乗っていたのには違和感があります。
Photo10 ヤライイシモチyg(-6m)
安全停止位置で見つけたサンゴです。
先ほどまで見ていた場所に比べるとちょっと魚の種類が違います。
小さな魚がサンゴの上を泳いでいますが、オヨギイソハゼではなくヤライイシモチの若魚ですね。
Photo11 ネッタイスズメダイyg(-6m)
同じ黄色の魚ですが、こちらもキイロサンゴハゼとは違いネッタイスズメダイの若魚のようです。
深度の違いで、ヤライイシモチとオヨギハゼ、ネッタイスズメダイとキイロサンゴハゼと似たような雰囲気で違う魚が居るのがちょっと面白いですよね。(そう感じたのは僕だけでしょうか・・・)
Photo12 フタイロサンゴハゼ(-6m)
先ほどからチョロチョロと出ていたのですが、中々ピントが合わなかったやつです。
サンゴの間を移動されると、障害物が多くピント合わせは至難の技です。
特に黄色と違い赤色は認識しづらいので、こいつの場合は特に不利です。
ところで、鰭を見ると横に2枚並んでいるように見えますが、これって腹鰭?
もしかして逆様に泳いでいるんでしょうか?
パンダダルマハゼやアカネダルマハゼ、アカテンコバンハゼなども居るようなのですが、見つけられませんでした。
時期も少し外れているのかもしれません。
海が暗かったせいも有りますが、ライトを当てないと見つからないのも条件的に辛いです。
一部では「赤いライトだと魚が逃げない」とか、「HIDだと逃げない」と言った情報があるので、是非試してみる価値がありますね。
いずれにしても、奄美はリベンジする必要があります。次は何時来られるかな?
前のページでも述べたように、条件的にボートよりビーチの方が良さそうなので3本目は倉崎海岸に変更しました。
昨日は左手の方に進みましたが、今日は右手のミドリイシ系のサンゴ地帯が狙いです。
狙いは、サンゴハゼやダルマハゼ、エビ・カニですね。
マクロ1本、ミドリイシや枝サンゴの間を覗きまくるダイビングです。
Photo1 キイロサンゴハゼ(-15m)
最初に暴露しちゃいますが、覗きまくったわりにはあまり収穫は・・・orz
このキイロサンゴハゼが一番まともな写真です。
後でも述べますが、こいつが撮れるまでかなり苦労したんですよ。
この写真は2度目に狙ったキイロサンゴハゼで、16:00から5分間ほど粘って撮りました。
Photo2 バブルコーラルシュリンプ(-10m)
エントリー直後は泥がひどく、ほとんど視界無しです。
先へ進むと、少しだけ見え始めましたが、透明度は相変らず~5mってところです。
狙いはハゼ系ですが、結局最初は今回のレギュラーからです。
このミズタマサンゴには2匹のバブルコーラルシュリンプが写っていますが、右下の奴を見ると腹部に何も入っていません。
左上の奴は腹部に白いものが入っていますよね。ってことはやはりこれは卵でこちらが雌ってことでしょう。
これでスッキリしましたね。
Photo3 オヨギイソハゼ(-15m)
ビーチのサンゴは全体的に泥を被り、あまりハゼが居そうに思えませんでした。
が、良く見ていくと、泥を被らず元気なミドリイシ系のサンゴがところどころに見られます。
最初に目に付いたのは、この上を泳ぐ小さな奴ら、オヨギイソハゼですね。
残念ながら全身を出して泳いでいるところはうまく写せませんでしたが、何とか着底した時に撮れました。
Photo4 クロサンゴガニ(-15m)
サンゴの間に居るはずのハゼを探します。
この辺りのサンゴにパンダダルマハゼが居ると言う情報があり、それらしいサンゴを覗いていきます。
ライトを当てるとハゼは敏感に反応し動き回る為、中々それらしき奴には当たりません。
こういう場合、動きが遅いカニの方が簡単に見つかります。
とは言っても、こいつも隠れようとしますから、簡単には全身を現してはくれませんよね。
写真のカニも半身しか出ていませんが、この色ならまず間違いないでしょう。
Photo5 キイロサンゴハゼ(-15m)
やっとキイロサンゴハゼらしき陰を見つけました。
初め、上から見る限りサンゴの隙間に黄色い色が見える程度でしたが、横から覗き込むと下の方に全身を見ることが出来ました。
チャンスとばかりカメラを向けようとしたのですが、カメラが地面についてそれ以上は下げられず、角度的に写りません。大きいカメラはこういうとき不便です。(後で気が付いたんですが、E410ってライブビューでも撮れるんですよね・・・)
ライトを当てると色々動き回り、たまに写せる位置にも来ます。
初めに姿を確認したのが15:49、写真は15:50と15:55分に撮ったものですから、ここで7分は粘りましたね。
その割には本当に納得できる写真は撮れませんでした。難しいです。
Photo6 フタスジリュウキュウスズメダイ(-15m)
キイロサンゴハゼを狙っていると、白っぽい魚がチョロチョロとサンゴの間を通り過ぎます。
初めはサンゴハゼ系が居るのではと必死に追いかけたのですが、どうやらこいつだったようです。
フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚がサンゴの間をすり抜けるように泳いでいました。
青い部分がところどころに有り、成魚に比べるとはるかに可愛いのですが、ハッキリ言って邪魔です!!
Photo7 サンゴガニ(-15m)
この写真をちょっと見るとコシオリエビ系に見えたのですが、色々見比べるとサンゴガニのようです。
まだ小さい個体ですね。
実はそばに居たキイロサンゴハゼを撮ったら、こいつが写っていました。
Photo8 ウスイロサンゴヤドカリ(-6m)
脚も含め、体全体が白い綺麗なヤドカリです。
一部歩脚の先端がオレンジなのが気になりますが、他の特徴はこいつで合っていると思います。
ヤドカリは分かりにくいですね。
実はこいつも狙ったわけではなく、すぐ側に居るフタイロサンゴハゼを狙ったものです。
サンゴの間に居る魚を撮るのは本当に難しいですね。
Photo9 オイランヤドカリ(-6m)
こいつもフタイロサンゴハゼの副産物です。
このフサフサの足には見覚えがあります。伊豆でもちょくちょく見る奴です。
ただ、伊豆で見る奴は大きいイメージがあったため、ここでサンゴの上にチョコンと乗っていたのには違和感があります。
Photo10 ヤライイシモチyg(-6m)
安全停止位置で見つけたサンゴです。
先ほどまで見ていた場所に比べるとちょっと魚の種類が違います。
小さな魚がサンゴの上を泳いでいますが、オヨギイソハゼではなくヤライイシモチの若魚ですね。
Photo11 ネッタイスズメダイyg(-6m)
同じ黄色の魚ですが、こちらもキイロサンゴハゼとは違いネッタイスズメダイの若魚のようです。
深度の違いで、ヤライイシモチとオヨギハゼ、ネッタイスズメダイとキイロサンゴハゼと似たような雰囲気で違う魚が居るのがちょっと面白いですよね。(そう感じたのは僕だけでしょうか・・・)
Photo12 フタイロサンゴハゼ(-6m)
先ほどからチョロチョロと出ていたのですが、中々ピントが合わなかったやつです。
サンゴの間を移動されると、障害物が多くピント合わせは至難の技です。
特に黄色と違い赤色は認識しづらいので、こいつの場合は特に不利です。
ところで、鰭を見ると横に2枚並んでいるように見えますが、これって腹鰭?
もしかして逆様に泳いでいるんでしょうか?
パンダダルマハゼやアカネダルマハゼ、アカテンコバンハゼなども居るようなのですが、見つけられませんでした。
時期も少し外れているのかもしれません。
海が暗かったせいも有りますが、ライトを当てないと見つからないのも条件的に辛いです。
一部では「赤いライトだと魚が逃げない」とか、「HIDだと逃げない」と言った情報があるので、是非試してみる価値がありますね。
いずれにしても、奄美はリベンジする必要があります。次は何時来られるかな?
奄美にいってらしたんですね@@
サンゴハゼ三昧はちょっと残念な結果のようでしたがキイロのかわいい子達がたくさんだったようですね^^
by risingmoon (2008-11-28 21:57)
サンゴハゼやダルマハゼ、私も憧れですが、まだ1度もチャント撮れたコトが有りません・・・。
キイロサンゴハゼも、初めて見ました。
ヤドカリまでは、正直カバーし切れていないので、詳しく分かるのはスゴイですね。
ヤライイシモチの下部中央付近のはキイロサンゴハゼにも見えますが、違うのかな?
フタイロサンゴハゼは、腹鰭が分からなくて、普通の姿勢のように見えてしまいます。
by SAKANAKANE (2009-01-04 03:16)
>risingmoonさん
倉崎海岸だと結構フリーで潜らせてもらえるので、サンゴハゼはまたいつかリベンジに行きたいです。
by ryo (2009-01-04 20:21)
>SAKANAKANEさん
パンダダルマは居たらしいのですが、僕は確認できませんでした。
アカネダルマも比較的居ると言うことですし、以前にはアカテンコバンなども撮られているのでまだまだ楽しめるはずです。
ここは比較的自由に潜らせてもらえるので、カメラの態勢を整えて、そのうちリベンジですね。
by ryo (2009-01-04 20:25)