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2008/8/24(日) 川奈ビーチダイビング Vol.2 [ダイビング 東伊豆]

2008/8/24(日) 川奈ビーチダイビング 2本目です。

休憩を終えて、雨は・・・。
さらに強くなってないか???
かなりな勢いで降ってます。

Photo1 雨に煙る川奈
_080824_113910.jpg
写真に雨が写るほどの降りです。相変らず、海が静かなのが救いですね。

まずは砂地へ行ってみました。でも暗いです・・・。

砂地には泥を被ったちぎれた紅草が、いたるところに落ちています。探索意欲がそそられますが、こいつらは固定しているわけではないので、たいしたものは隠れていないですね。

極々小さな動く物体を発見しました。外形だけからみると”アミメハギ”[Photo2]ではないかと思います。思いますとは、それ以上細かいディテールは見えません。無理です、見えないんです!!
写真で確認したところ、やはりそうだと思います。小さいですね、2~3mm程度です。

そして次も同じ”アミメハギ”[Photo3]ですが、やや大きめで1cm程でしょう。
こちらは、砂地に生えている緑藻(ナガミルでしょうか?)に隠れていました。この系統の海藻はもっと調べる価値有りです。

砂から生えているのは”ホタテウミヘビ”[Photo4]です。少々のことには動じません。実際、まだ一度も引っ込んだのを見たことがありません。
前の小さいものを撮るのにマクロフィルターを付けたので、そのまま思い切り寄って見ました。やはり動じません。こいつの心臓には毛が生えているかも。
おかげで、ちょっと超広角っぽい画像が出来上がりました。

しばらく砂地をウロウロしたのですが、今日は不作です。カエルアンコウもヒメイカも見つかりません。
かわりに、こんなのが、”ウミテング”[Photo5]です。
冬場のイメージが強いのですが、やはりいつでも居るんですね。結構大きいです。これが今まで見えていないということは、やはり見ていないということでしょう。まだまだ沢山見落としがありそうです。

他には・・・・、他にはですね、あ、こいつ”オニゴチ”[Photo6]です。
いやね、なんせ暗いんです。ただでさえ、見えにくいのに乱視がもろに出る状況ですから、小さいものは眼に入りません。というか、見えていても認識できません。
見つけるものが冬場の海っぽくなっているのは偶然でしょうか?

ということで、ちょっと場所を変えてみましょう。
Photo2,3 アミメハギ(上3mm:下10mm)
Rudarius ercodes
_080824_115509-amimehagi2.jpg
_080824_120749.jpg
Photo4 ホタテウミヘビ
Pisodonophis zophistius
_080824_115820-hotateumihebi.jpg
Photo5 ウミテング
Eurypegasus draconis
_080824_121339.jpg
Photo6 オニゴチ
Onigocia spinosa
_080824_121730.jpg

こちらは岩場の方です。1本目に当たりをつけていた岩の下を覗きに行ってみました。

やはり居ましたね、”ノコギリヨウジ”[Photo7]です。
この時期ですからね、大きく成長しています。
残念ながら、僕のカメラでは狭いところには入れないので、今一つちゃんとした写真が撮れません。まともに撮れたのは、背面ショットになっちゃいました。

おやおや、やはりここはこいつが多いです。”シュンカンハゼ”[Photo8]です。さすがに他ではこんなにちょくちょくは見ません。いや、最近は富戸とか行っていないから分かりませんが、増えているのかな?
ところでこいつ、大きさも大きいですが、この暗さもあるんでしょうね。1回目のストロボでは逃げません。近づきながら2回目、さらに近づいて3回目で逃げ込みました。
さすがに全身を横からまともに撮れたのは久し振りですね。図太いのは大好きです。

最後はこいつ、”コノハミドリガイ”です。
こいつはエキジット寸前、水深1mってところの海藻にしがみついていました。
ここは波の影響がかなりあって、揺れる揺れる。無理やり岩につかまって体を固定しながらやっと撮ったのがこの写真です。
揺れるたびに海藻の方も動くのでたまたま全身が写った1枚です。
こんなところに居るな!!!
Photo7 ノコギリヨウジ
Doryrhamphus japonicus
_080824_122806.jpg
Photo8 シュンカンハゼ
Callogobius snelliusi
_080824_123139.jpg
Photo9 コノハミドリガイ
Elysia ornata
_080824_124044.jpg

雨は相変らずというか、さらにひどくなっているようです。
機材が乾くはずも無く、さっさとしまって出発しちゃいました。
いつもよりは開始も早く、終了も早かったので先を急ぎました。
先週よりは空いていると思ったのですが、さすがに雨が強いせいか伊藤のバイパスから渋滞、これは読めませんでした。
結局先週と同じ場所まで来て休憩・食事となったのですが、同じお店では芸が無いと、少し先の小さなお店に。
ここが大当たり、”マアジの活け作り”定食とかその他もろもろ、リーズナブルで美味しい。
写真を撮るのも忘れて食べちゃいました。
お店の名前は?しばらく内緒にしておきましょう。

で、真鶴道路は大渋滞。
旧道へ迂回したのは良いのですが、大雨で道路はいたるところで冠水。
山側から来る道は全て川になって泥水の濁流が流れてきます。
根府川駅には普段見慣れない沢山の人が改札出口に見えました。
ネットを確認すると、小田原-伊東が大雨で不通、いやはや早めに出て来てよかったです。
色々ありましたが、最終的に東京駅6時30分に無事到着。
こんな日は早く帰りましょう。
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risingmoon

先週末は肌寒い雨模様でしたね。
ですが水の中は穏やかなようでよかったですね^^
アミメハギのちっちゃいのよくわかりますね~@@ 1センチなんと撮るの無理なのでいつも見てるだけ~です^^;
ホタテウミヘビはやはり心臓に毛が生えているようで、頭なでなでしてもまったく動じませんでしたよ(^ω^) 川奈ならダイバーも見慣れているのかな?
シュンカンハゼもばっちりですね!
帰りのお食事処も気になりますが、またご報告くださいませ^^

by risingmoon (2008-08-31 16:28) 

ryo

>risingmoonさん、こんばんは

アミメハギの小さいのが沢山いました。小さいのになると1mm程度で、何か動いているな~というのだけは分かりますが、肉眼では見えていません。カメラの力は偉大ですね。
ダイビングを始めたころはウミヘビは危険という頭があり、こいつが居てもあまり近寄らなかった時期がありました。魚のウミヘビは問題ないんですけどね。爬虫類はコブラ科ですから、”君子危うきに近寄らず”で。

ここ数日、天気が異常です。これだけ雨が降ると、海の状態も心配です。早く天気が回復して、9月のハイシーズンを楽しみたいですね。


by ryo (2008-08-31 22:50) 

SAKANAKANE

アミメハギ、小っちゃいのは難しいですよね~。
ホタテウミヘビ、バッチリですね~。真上から撮るのも、面白いですよ。
ウミテング、やっぱり今の時期でもいるんですね。
ノコギリヨウジ、私はまだ1度もチャント撮れたコトが有りません。尾ビレの模様が隠れちゃっているのが残念でしたね。
名前に偽り有りのシュンカンハゼ、羨ましいです。
真横からは、撮影はおろか、見た事すら有りません・・・。
by SAKANAKANE (2008-09-06 15:30) 

ryo

>SAKANAKANEさん

砂地へ行ったのですが、外は大雨で暗く、先週以上になにも見つからず、落ちている紅草をいじっていると、とても小さな魚が。実際、目では見えておらず、何か動くもの程度です。クローズアップレンズが活躍しました。
やっと見つかったのがウミテング、やっぱりこの時期でも居るんですね。というか、もともと暑いところの魚ですからいて当たり前なんですけど、見えていないんですね。
で、岩場に戻ってノコギリヨウジを撮ったのですが、狭いのでカメラが入らず、全身をうまく撮れませんでした。逆にシュンカンハゼはこの暗さで全身を惜しげもなく出してくれ、3度目で逃げられるまで近づけました。やっぱり川奈はこいつが多いですね。
by ryo (2008-09-06 19:42) 

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