2008/7/5(土)は、東伊豆川奈で2ビーチダイビングです。
スタートの前に、ちょっと気分転換のためスキンを変えてみました。
一応、自分の撮った写真でオリジナルしてみたんですが・・・。
それでは、本題の方へ。
スタートは、3週間振りのダイビングで、やや調子が出ません。
まずは朝一から、バッテリーの機嫌が・・・
大急ぎで家の車を持って来てという大騒動から一日が開始です。
おかげで、忘れ物が頻発。一時はどうなることかと・・・
道路の方は、本当にガソリン高騰の影響が大きいようで、途中アクシデントがあったにもかかわらず渋滞知らずです
良いことなのか、悪いことなのか・・・。
天気の方もやや予想が外れ、朝から快晴
。もちろんこれは何の問題もありません。
海の方はやや冷たい潮が入り、その分透明度がアップと期待充分でしたが、そんなにうまくは行かないようです。
エントリーだけはご覧の通り、ベタベタ。最高ですけどね。
では、本当に1本目のスタート。と行きたかったのですが、ちょうど地元の水泳イベントの出発時間にバッティング。少し時間調整です。
さあ、今度こそ本当に1本目スタートです。 外が30度と思い切り暑くなってきましたから、海に入ると冷たいというより気持ちよさが。 期待の透明度はというと、やや白濁し、あまり期待通りとは言えないようです。 エントリー直後(-2m)、最初の遭遇は”マダコ” Octopus vulgaris [Photo1]です。例の如く、手にした貝殻はしっかりと放していません。これは一応防御用の楯なのでしょうね。
砂地との境目まで来ると案の定、透明度は前回よりはややマシといった程度。相変らず暗い海です。ただ、この辺の水温は高めですね。 砂地との境目(-7m)で”ムスメウシノシタ” Parachirus sp. [Photo2]のペアと遭遇しました。ちょくちょく見る割には、まだ学名が無いんですね。舌平目の仲間ですが、この大きさではちょっと・・・。
ここから岩沿いに砂地との境目辺りを進みます。透明度が透明度ですから、これは安全策でもありますね。暗いせいか、ハナハゼが堂々と泳ぎ回っています。 砂地(-10m)に小さな穴を見つけ、何か顔を出しそうなのですが、目の前にサビハゼが立ちはだかりました。ようやくサビハゼが居なくなると・・・、顔を出したのは小さな”ハナアナゴ” Ariosoma anagoides [Photo3]です。どうやら今のハゼの落としものを取り除きに出てきたようです。口に石をくわえてますよね。
さらに進むと-15mあたりで冷たい潮が入ってきました。水温が一気に下がり、代わりに透明度がやや上がります。サーモクラインも見えています。後で聞くとこの辺りにマトウダイのygが居たそうなのですが、見つかったのはミノカサゴのペアぐらいでした。今回は、あまり収穫の無いまま戻る途中(-8m)で”イセエビ” Panulirus japonicus {Photo4]が全身を出していました。ちょっと小ぶりですがこの位が美味しいかも・・・。と、どうやら食事中だったようです。ちぎれた何かの身が・・・。
浅瀬に上がり、エキジットjに向かい浅い水深をユックリと戻ります。ちょっと毛色の変わったウツボを見つけ、写真を撮ろうと思った矢先、こんな奴が。突然現れると、結構シャッターを切っちゃうもんですよね。 写った(-3m)のは、”タカノハダイ”の若魚Goniistius zonatus [Photo5]。シリーズ「タカノハダイ科の若魚」が偶然完成したことになります。でも今日は何かと邪魔が入りますね。
気を取り直して、こちらが撮ろうと思った奴、”ワカウツボ” Gymnothorax eurostus [Photo6]です。普通のウツボに比べるとやや黄色味がかかっていますよね。やや丸みもあって威圧感はあまり強く感じません。まだ小さいというせいもあるんでしょうけどね。 何回かに一回は見かけますから、それほど珍しいというわけではありませんが、トラウツボよりは珍しいでしょう。でもそういわれりゃ、今回はトラウツボは見ていませんね。
他の魚が居なくても、良く目立つ奴はいるものです。 こいつなんかはその典型的な例ですね。”イソカサゴ” Scorpaenodes littoralis [Photo7]です。岩の間を見ると、かなりの確率でこいつが居ます。それにしてもこいつは随分黒いです。日焼けしたということは無いのでしょうが、婚姻色とかあるのでしょうか?と思い、ちょっと調べたのですが、特にそういった情報は出て来ませんでした。
もうエキジット寸前です。ユックリ浅場を見てきた割には、今回はあまり面白い遭遇はありませんでした。ちょっと残念です。 しいて言えば、こいつ”カサゴ” Sabastiscus maemoratus [Photo8]です。超普通種じゃないかと思われるでしょうが、その通りです。でも、まだ小さい個体を撮ったもので、模様が全体に大きく感じますよね。この辺りは面白いと思うのですが・・・。
エキジットすると、エントリー口のコンクリの上をフナムシが逃げ回ります。そういえばエントリーのときも無茶苦茶沢山のフナムシがワラワラと逃げ回っていましたっけ。 ついでに今日はこんなのも歩き回っていました。”イワガニ” Pachygrapsus crassipes [Photo9]です。普段はもっと隅っこの方でコソコソしているイメージなんですが、今日はどうしたことなんでしょうね。暑さにやられたか?それとも単なる偶然でしょうか?(きっとそうでしょう)。
と無事1本目が終了です。 |
余 |
Photo1 マダコ
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Photo2 ムスメウシノシタ
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Photo3 ハナアナゴ
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Photo4 イセエビ
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Photo5 タカノハダイyg
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Photo6 ワカウツボ
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Photo7 イソカサゴ
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Photo8 カサゴyg
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Photo9 イワガニ
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