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懐かしの写真 1967 関西(奈良Vol2) [懐かしの写真]

”懐かしの写真”第4弾は、長すぎて分断!!、今日は第4-2弾です。

1967年 関西(奈良Vol2)

東大寺(とうだいじ)

奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の仏教寺院。「金光明四天王護国之寺」(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)ともいい、奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立したお寺だそうです。「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊としています。
  
Photo1 金剛力士像(阿形)
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Photo2 南大門
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Photo3 金剛力士像(吽形)
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東大寺といったら、やっぱり最初はこれですよね。

南大門(国宝)
平安時代の応和2年(962年)8月に台風で倒壊後、鎌倉時代の正治元年(1199年)に復興されたもので、大仏様(だいぶつよう、天竺様・てんじくようともいう)を採用した建築として有名です。門内左右には金剛力士(仁王)像と石造獅子1対(重文)を安置されいます。

木造金剛力士立像(国宝)
高さ8.4mの巨大な木像。門の向かって右に吽形(うんぎょう、口を閉じた像)、左に阿形(あぎょう、口を開いた像)が安置されています。これは一般的な仁王像の安置方法とは左右逆だそうです。


中門(重文)

金堂(大仏殿)の手前にある入母屋造の楼門(2階建ての門)です。享保元年(1716年)頃の再建だそうで、中門の両脇から「コ」の字形に回廊が伸び、金堂の左右に至ります。

金堂(大仏殿)(国宝)

大仏と大仏殿は2回焼失しており、2回目は永禄10年(1567年)、松永久秀の兵火(永禄の変参照のこと)によるものだったそうです。その後復興事業はなかなか進まず、結局、元禄4年(1691年)に再建、翌年開眼供養された大仏と、宝永6年(1709年)に落慶した大仏殿が現存のものだそうです。
大仏は像の高さ約14.7m、基壇の周囲70mで、頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代から室町時代の補修であるものの、台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などに一部天平時代の部分も残っているそうです。台座の蓮弁(蓮の花弁)に線刻された、華厳経の世界観を表わす画像も、天平時代の造形遺品だそうです。
現存の大仏殿は正面の幅(東西)57.5m、奥行50.5m、棟までの高さ49.1mであり、高さと奥行は創建当時とほぼ同じで、幅は創建当時(約86m)の約3分の2になっているそうです。木造建築としては、明治時代に建てられた東本願寺御影堂とともに日本最大級のものだそうです。

八角燈篭(国宝)

大仏殿の前にある燈籠です。この八角燈篭は日本最大の火袋で、4面に獅子が、残りの4面には音声菩薩(おんじょうぼさつ)が透かし彫りで彫られています。音声という名の通り、この菩薩さまはそれぞれ、横笛、縦笛、笙、シンバルという楽器をお持ちだそうです。たびたび修理されていますが、基本的には奈良時代創建時のもので、東大寺の創建時から残っている国宝だそうです。
Photo3 中門
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Photo4,5 金堂(大仏殿)
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Photo6 八角燈篭
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鐘楼(国宝)

鎌倉時代、13世紀初頭の建築だそうです。吊られている梵鐘(国宝)は大仏開眼と同年の天平勝宝4年(752年)の制作で、中世以前の梵鐘としては最大のもの(高385cm、口径271cm)だそうです。2002年12月、NHKの下請け業者に釘を打ち込まれる事件があった場所です。「[ひらめき]このマークをクリックすると梵鐘の写真が拡大されます。」

二月堂(国宝)

旧暦2月に「お水取り」(修二会)が行われることからこの名があるそうです。寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物だそうです。本尊は大観音(おおがんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏だそうです。
Photo7 鐘楼
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Photo8 二月堂
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正倉院(しょうそういん)

Photo9 正倉院
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正倉院(しょうそういん)は奈良市の東大寺大仏殿の北西に位置する、高床の大規模な校倉造(あぜくらづくり)倉庫で、聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめとする、天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵していた施設です。
元は東大寺の倉庫でしたが、明治以降、国の管理下におかれ、現在は宮内庁の正倉院宝庫及び正倉院宝物を管理する施設等機関である正倉院事務所が管理しているそうです。
正倉院の宝物には日本製品、中国(唐)や西域、遠くは ペルシャなどからの輸入品を含めた絵画・書跡・金工・漆工・木工・刀剣・陶器・ガラス器・楽器・仮面など、古代の美術工芸の粋を集めた作品が多く残るほか、奈良時代の日本を知るうえで貴重な史料である正倉院文書(もんじょ)、東大寺大仏開眼法要に関わる歴史的な品や古代の薬品なども所蔵され、文化財の一大宝庫だそうです。





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