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2008/6/14(土) IOP2ビーチダイビング(他は全部揃ったのに・・・)Vol.2 [ダイビング 東伊豆]

人がかなり増えてきました。どうやらどこかの大学のサークルが来ているようです。この時期、やっぱり講習ですかね?ダイビング人口が増えるのはうれしいのですが、空いてる方がノンビリ出来て良いですよね。う~ん、難しい問題です。

ま、考えてもしょうがないので2本目へ。1本目よりさらに潮が満ちており、楽々エントリーです。ついでに水中も綺麗な潮が入っていることを期待して・・・orz。残念ながら、むしろ悪化しているようです。予定では、今回は浅め、”カエルアンコウ系”とクエ穴の先の”ビシャモンエビ”狙い。ノンビリ行くことにしましょう。
とりあえず何か撮りたいので、比較的好きなこいつらを[カメラ]

Photo1 ネンブツダイ
学:Apogon semilineatus 漢:念仏鯛 英:Indian littleperch 
080614_121549.jpg
”クロホシイシモチ”と並ぶ伊豆定番のテンジクダイです。大きな群れを作りますが、こいつらはペアで行動することも多いようです。両者とも似たような感じですが、”ネンブツダイ”の方が透明感があって好きですね。うまく撮れば写真栄えするのですが、今回は今一つ透明感が出ませんでした。
 
Photo2 ウツボ
Gymnothorax kidako
080614_122447.jpg
Photo3 ベニカエルアンコウ
Antennarius nummifer
080614_123305.jpg
Photo4 ビシャモンエビ
Miropandalus hardingi
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Photo5 ビシャモンエビ(下)
080614_124417-2.jpg
Photo6 ビシャモンエビ(上)
080614_124433.jpg
Photo7 アオウミウシ
Hypselodoris festiva
080614_125908.jpg
Photo8 オトメウミウシ
Dermatobranchus otome
080614_130102.jpg

最初は”カエルアンコウ系”狙いです。IOPは岩場ですから、”ベニカエルアンコウ”が多いのですが、最近特に目撃例が多いようです。まずは1の根の先端付近に居るという個体からです。壁を探しているので、透明度は関係ないはずですが、中々見つかりません。あまりに見つからないので、こんな奴撮っちゃいました[Photo2]。見てお判りの通り”ウツボ”です。特に”○○ウツボ”と言うのではなく、ごく普通種の”ウツボyg”です・・・これまでにも何回も出たフレーズですが、若い固体は可愛い(?)ですよね。でも、これはかなり微妙かな???

先端周辺を行ったり来たり、最後に一番上の方のカイメンでやっと見つかりました。こんな上の方だったんですね。カイメンの中にすっぽりと入っています。体色は黄色で中くらいの”ベニカエルアンコウ”です。頭部(眼の真上辺り)にピョコンと立っているのが背鰭第2棘です(ちなみに、第1棘はエスカです)。ベニの場合、これに鰭膜がなく独立、つまり図のように細くゲジゲジです。カエルアンコウ独特の右前足(腹鰭)で踏ん張って体を支えています。ベニとしては可愛い方ですよね。
とりあえず見つかって良かったです。それじゃ次の目的地、クエ穴へ移動です。

クエ穴へ着いたのは良いのですが、大渋滞です。穴の前では10人ほどの団体が。一部はクエ穴を覗いていますが、周囲にも人があふれています。残念ながら、お世辞にもうまい団体ではないので、かなり混乱模様です。これに混じるとこちらも大混乱になりそうなので、やや上の方で待機、居なくなるのを待ちます。幸い、ここから下への透視度は冷たい潮のおかげか悪くはありません。ガイドが探してくれている様子が充分確認できます。程なくして先ほどの団体も居なくなり、やっと落ち着いてきました。まだ見つからない様子ですね?あ、カメラを構えた、見つかったかな?それではみなさん、行ってみましょう。
場所はクエ穴の右前方の一番下、ムチヤギが1本生えています。もともと、このムチヤギに”ビシャモンエビ”がいると言う情報です。先端からず~っと見ていくと、居ました居ました、根元の方です。まずはこの距離から一枚[Photo4]。そして近づいてもう2枚ほど。深度も深いのでどんどん入れ替わって撮って行きます。皆さんOKですか、ここですよここ。あれ、そっちからだと裏側になりませんか???このときは変だなとは思いましたが、あまり気にしなかったんです。
で、実は後でこんなことがありました。
そういえば潜る前に、ここに”ビシャモンエビ”の「ペ・ア」が居ると言っていた様な・・・。写真を確認すると、確かに2匹います。本人、全然気が付いていないですね。初めは明らかに下の方を撮っています。ですが、後の2枚は完全に上の方のエビ[Photo6]を撮っています。撮っていたときは1匹のつもりでしたから、同じ個体を撮っていると思っていました。困ったものです。

さてと、この先の”カエルアンコウ”が居るところへは・・・。どうやら行っている時間はなさそうですね。結局この透明度で移動にも倍近くの時間がかかってしまいます。今回は狭い範囲で我慢と言うことで、今日は帰った方が良いでしょう。もちろん、途中で色々探しますよ。確か、ハナタツ岩にペアが居るはず・・・。どうやらここも外れのようです。狭い範囲に人が入りすぎているようですね。魚たちも隠れてしまったようです。仕方がありません。安全停止で何か探しましょう。それにしても人通りが多いです。それに通過して行っちゃいましたよ。大丈夫なんでしょうか?

小さな”アオウミウシ”を見つけました。まあ、これでも撮っておきましょう。あれ、やけに画像が暗いですね???そういえば今日はディフューザーを付けていません。と言うことは、最接近すると光が届かない[ふらふら]。明かりが上の方に当たっているのが分かりますよね[Photo7]。大失敗です。

続けて”オトメウミウシ”。前回、ハレーションで写真が今一つだったので、これも寄りました。やはり光が当たっていません。その分、模様ははっきり出ています。大失敗2連発です。特にこちらこそ、ライトでちゃんと撮ってやるべき被写体です。いくら浅瀬でやや揺れていたからといって、完全に飛んでました。何のためのライトなのかもう一度ちゃんと認識する必要がありますね。大反省です[もうやだ~(悲しい顔)]
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