SSブログ

お魚図鑑TOPICS Vol.9 シノビハゼ編(セブ島リロアン) [魚図鑑TOPICS]

お魚図鑑新規参入(個人的な初写真)種を取り上げます。
名前を調べる過程やそれに決めた理由等、個人的に調べたもので、かなりご都合主義なので、必ずしもあっているとは限りません。悪しからず。
9回目は、”2008/05/02~06”のセブ島リロアン周辺から、シノビハゼ編。
こいつらかなり地味です。ほぼ同水深に生息するギンガハゼ系の新種も一匹。

1.シノビハゼ
 学:Ctenogobiops pomastictus 漢:(忍?)鯊 英:Gold-specked prawn-goby
s01.jpg
2008/5/5(月) リロアンのマヌリバポイントで撮影。

水深4m程のごく浅い砂地で、巣穴の前に陣取っていました。”シノビハゼ”の特徴は「第1背鰭棘は伸長せず。体腹側に黒色点が縦列。体側の黒色斑上に黄色斑。」だそうです。はっきりはしませんが、背鰭棘は伸長していないようです。体側の黒色点は分かるのですが、黄色斑については???もっと綺麗に撮れってことですよね。

2.ヒメシノビハゼ
 学:Ctenogobiops feroculus 漢:姫(忍?)鯊 英:Sandy prawn-goby
s02.jpg
2008/5/5(月) リロアンのマヌリバポイントで撮影(Photo by KJ)。

水深4m程のごく浅い砂地で、巣穴の前に陣取っていました。って、上と一緒です。で特徴は、「第1背鰭第1棘は糸状に伸長。体腹側に黒色点がない。体側の黒色斑上に黄色斑がない。」上から撮っているので、良く分かりません。全てが微妙なのですが、斑点がやや薄めで目の周囲が黒いなどは図鑑の写真と酷似しています。ただ体色は周囲の状況で変化するものですから、指摘点以外はあまり当てにならないというので疑問です。でも今回は前のとそっくり同じ環境に居るわけで、雰囲気の違いも当てになるかななんて・・・。

今回は、この後も初物が続きます。

3.シノビハゼ属の一種
 学:Ctenogobiops sp1 漢:(忍?)鯊属の一種
s03.jpg
2008/5/5(月) リロアンのマヌリバポイントで撮影。

水深4m程のごく浅い砂地で、巣穴の前に陣取っていました。って、みんな一緒じゃん。そうなんです、みんな同じ場所に居たんです。こいつの特徴は、「第1背鰭第2棘は糸状に顕著に伸長。
s04.jpg
体腹側に黒色点が縦列。体側の黒色斑上に黄色斑がのらない。尾鰭基底に3黒色点が並ぶものが多い。」です。背鰭棘の伸長は、ちょうどバックに貝の破片があり、ここに見事に線が確認できます。後の点もほぼ満たしていると考えられます。でもこれって、上の2つのあいのこって感じしません?
ところで、こいつについてはもう一点「礫混じりの砂底や砂泥底でテッポウエビ属と単独共生。」って条件があるんですが、右の写真、明らかに2匹居ますよね。単独共生ってどこまでのことを言うんでしょう???

4.シロオビハゼ
 学:Cryptoceentrus albidorsus 漢:白帯鯊 英:White-backed shrimpgoby
s06.jpg s05.jpg
2008/5/5(月) リロアンのマヌリバポイントで撮影(Photo by Junichi & KJ)。

s07.jpg
水深4m程のごく浅い砂地で、巣穴の前に陣取っていました・・・。実はこれも同じですね。ただ、こいつはちょっと臆病で、すぐ引っ込んじゃったようです。初めは”オドリハゼ”がいるという話でしたが、この水深では違うのではということで”シロオビハゼ”が浮上しました。なんとか写真が撮れており、特徴「体は細長く、頭と体の背面が白。」が確認できてよかったです。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。